1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.16
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本棚登録 : 203
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023317031

作品紹介・あらすじ

【社会科学/社会科学総記】「伝え方」のハウツーで定評のあるコピーライターによる、伝える前の言葉の「土台」の作り方。一冊のノートを使ってインプットとアウトプットを楽しむうちに、「あなたの言葉」は自然と蓄積され、しっかり伝わる言葉を紡げるようになる。

感想・レビュー・書評

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  • 考えを広げていく 考えをノートにまとめることで視野を広げるということで 言葉を育てるでしょうか

    気付きのノートをつくって行くやり方であれば楽しいノートになると思います

  • 図書館でたまたま手に取ってみた本。
    自分の言葉を育てるには日常で見つけた気になるワードを集めていくことから始まるんだなと改めて気付かされた。

  • 人の言動や思考に影響を受けやすい自分の性格に悩んでおり、言語化により自分軸を客観視したいという思いを強く感じることが多く、何か思考のヒントを得られればと思い読んだ本。

    本書の、ノートの作り方といったテクニック的な要素はあまり参考にならなかったが、

    1.言葉のストックを貯めて根を張る
    2.培った言葉を使って自分の軸を明確化し幹を太くする
    3.そこから枝葉を広げていく

    という考え方は参考になった

  • 自分が日頃つかう言葉なんて限られている。
    この本を読んで、ある言葉でも同じような意味をもつ類義語をたくさん知るようにしたいと思った。それを使っていけば、語彙力も少しずつ高まっていくと思う。

  • この本を読んでから、気づきはノートに書いています。
    時折読み返すと、当時と今の考えを比較できるので
    自分の思考や言葉を育てるきっかけになりました。

  • 【目的】ノートを活用して語彙力を磨く。

    【本・著者】1冊のノートがあなたの言葉を育てる・川上徹也

    【一言で表すと】言葉を集めて、自分の言葉に昇華する方法論。


    【What.Why.How】
    「何が」書かれているのかと言うと、語彙力を培う為のインプット法が書かれている。
    「なぜ」語彙力が大切かと言うと言い換え力=傾聴力に繋がり相手の言葉をさまざま視野から見ることが出来るようになるからである。
    「具体的には」日頃気付いた事、思ったこと、事実、気に入った言い回し等を全て書き記す。見直して分析、分類のち、抽象化を図る。その言葉に自分のエッセンス(軸)を加えて自分の言葉に昇華させる。


    【3ポイント3アクション】
    ・インプットを管理するには
    →日付はもちろん、5W1Hを記す。誰がどこでどんなふうに言った、感じたのかを合わせて記録することで思い出しやすくなりつなげやすくなる。

    ・自分の軸を見つけるには
    →ひたすら自分に質問する。「あなたは何によって憶えられたいのか」自分を知り、強み弱みを知る。その言葉を一言で言えるまで研鑽する。

    ・自分の言葉を作るには
    →気づきから昇華した自分なりのフレーズを作る。そのフレーズがなぜ成り立つのか、なぜそのフレーズなのかを論理立てて説明できるストーリーを構成する。(メモの魔力、紙1枚にまとめるを参照)

    【結果】本物の語彙力が培われ、自分の芯がより太くなる。

    【まずなにをするか】引き続き、FACT、気づき、いい言葉、気になる言葉集め。集めて終わらずに分類、見直しの徹底。

  • 自分の考えをまとめたり、認識するノートのとり方が具体的に紹介されていて、これを続けていけば語彙や表現力が身についていくそうです。練習を重ねれば自分の言葉も変わっていきそうだと思えました。

    [NDC] 816
    [情報入手先] 本校図書館
    [テーマ] 平成30年度第5回美作支部司書部会/8類の本

  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/660738

  • 1. 日付
    2020/8/30

    2.タイトル
    1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる

    3. この本を読んだ目的・ねらい
    人に影響力を与えることができる、オリジナルの言葉を発せられるようになりたい!

    4. 読んでよかったこと、感じたこと
    ☆人を動かす言葉を発言したければ、テクニックだけにとらわれず、「ことばの木」を育てる必要がある。「根(教養/インプット)を張り、幹(価値観/能力)を太くし、葉(言葉/アウトプット)を茂らせる」その先に「花(注目/人気)を咲かせ、実(学んだ知識や経験を後世に伝える)を手に入れる」ことができるのだ。

    ①日頃の気づきをノートに記載し、インプットすることで語彙力や自分の話のネタができると記載があった。
    これは日頃気づきや感じたことを日記・エバーノート・ツイッターに記載していることと重なる所があったので、今後も実践し続けていきたい。

    ②大岡信さんの「言葉の力」の内容が胸に刺さった。
    「言葉は口先や語彙だけでなく、それを発する人間の世界全体を映す」一つ一つの言葉は違うことを言っていても、それら言葉を並べて眺めてみると、その人の世界観を表す。自分を知りたいと思ったら、たくさん気づきや感じたことをメモする。それらを眺めれば、自分の世界観が見えてくるはずだと感じた。それが自身の幹(軸)を見つけることにつながるはず。

    ③自分だけが語れる「ネタ」を作るには、自分の気づきの中から選んで「ネタ」に変換する作業が必要になる。
    それがアウトプットの質を向上させ、自分だけの「ネタ」になる。この部分については自分は実践できていなかったので、定期的に気づきを振り返り、自分の「ネタ」として語れるようなエピソードを見つけるようにしたい!

    5. この本を読んで自分は今から何をするか
    ・日頃の気づきや感じたことを日記・エバーノート・ツイッターに記載する
    ・定期的に日記・エバーノート・ツイッターを振り返り、自分の価値観やオリジナルな「ネタ」を見つける

    6.3か月後には何をするか、どうなっていたいか
    ・インプット作業を毎日続け、自分の価値観やオリジナルな「ネタ」を作れる基盤づくりができている状態

  • 2020年01月25日読了。

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著者プロフィール

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。数多くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に企業や団体の「理念」を一行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られる。現在は、広告制作にとどまらず、さまざまな企業・団体・自治体などのブランディングや研修のサポート、広告・広報アドバイザーなどもつとめる。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『コト消費の嘘』(いずれも角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『江戸式マーケ』(文藝春秋)など多数。海外においても「ストーリーブランディング」をテーマにした本がベストセラーになっている。

「2023年 『ストーリーブランディング100の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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