司馬遼太郎「街道をゆく」の視点

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023318472

感想・レビュー・書評

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  • こういう形で、作品へのオマージュを捧げることができるのかと、感心しました。

  • 「何気ない日常のなかに歴史を超えた風景が立ち上がってくることがある。普遍性を持った風景に出会う瞬間がある。」と作者があとがきで記載している通り、どの写真にもその深みを感じることができ、飽きずに何回も眺めてしまう。本当に素敵な写真集に出会えたと思う。

  • 産経新聞から『竜馬…』でデビューし、エンタメを経て、戦争罪悪感(GHQの期待したもの)の残る昭和40年代、明治を称揚した『坂の上の雲』で日本社会中核メンバーのベストセラーとなった。次々とビジネスマン向けの新機軸の講談を書いていたが、毎日新聞連載『翔ぶが如く』は失敗作。封建時代人士は活き活きと書いたが、国際政治論理と西郷隆盛の情の衝突は処理しきれず。明治の成功は江戸時代の封建道徳の精華だった?/週刊朝日連載「街道」は、大陸・半島からの揺籃を重視し、天皇制を醒めた目で分析する。小説破綻を逃れルポでライフワーク

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著者プロフィール

東京大学教授、理学博士。東京大学理学部卒業、東京大学大学院理学研究科博士課程中退。東京理科大学助手・講師・助教授などを経て現職。

「2019年 『触媒化学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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