TECHNOKING イーロン・マスク 奇跡を呼び込む光速経営

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023319547

作品紹介・あらすじ

総資産18兆円。壮大な夢を現実に変え、巨万の富を築いたイーロン・マスク。電気自動車のテスラモーターズ、宇宙ロケットのスペースXなどの躍進はなぜ可能だったのか? 世界長者番付1位にまで上り詰めた、大富豪の成功の秘訣を解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • イーロン・マスクを誤解してました。

    彼は経営の才能とカリスマ性のある投資家だと思っていました。
    しかし、想像を超えた、只者ではないぶっ飛んだ経営者でした。惚れますね。

    南アフリカ共和国で生まれ、小さい頃から沢山の本を読み、周囲を遮りひとつのことに全神経を集中させる方法を身につけたと言う。
    独学でプログラミング(BASIC)を3日でマスター。
    空手や柔道、レスリングを身につけ、当時いじめてきた不良をノックアウト。それ以来いじめられなくなる。
    17歳で母親の親戚が住むカナダに向かう。
    大学生の時に念願のアメリカへ渡る。

    アメリカでインターネット決済サービス「Xドットコム」を起業したイーロンは、ピーター・ティール率いる「コンフィニティ社」とライバルになり、合併。
    のちの「ペイパル社」となる。
    彼らは「ペイパル・マフィア」と呼ばれますが、合併後の内部抗争は絶えなかったらしいです。

    スペースXを起業して次にテスラ社を作った。
    彼の経営方法は、とにかく細部にこだわり、口を出す。
    技術者顔負けの設計であらゆる面からの天才的な思考でまわりを驚かす。
    そして何より、失敗を恐れない。
    失敗なくして前進はないと考えている。
    とにかくやってみる。
    失敗しても、そこから改善をし、何度も何度も貂 挑戦する。
    そうやってスペースXもテスラ社も脅威的なスピードで成長を遂げてきた。
    他にもすごいのは、この2社はすべて自社生産である事。当初は外部の部品を使っていたが、成長するにつれ、半導体も自社生産している。
    ロケットはリサイクルだし、とにかく持続可能なエネルギーや再利用などの地球環境にやさしい事を徹底している。
    他社もスペースXに続きロケットを再利用するように技術開発を進めているだろうと予測している。
    彼は全世界のEV化のためならと、テスラの特許を取らない。
    正しい事のためなら全財産投げても戦い抜く。
    そんな彼が経営者であるからこそ、テスラ社がきつい労働時間でも、スペースXのロケットが何度も失敗しても、皆彼にはげまされ、ついていくのだなぁ。
    そして、Twitterでたまにやらかす人気者だし。笑

    急にTwitterで自社株売る発言をして相場荒れたりしますが、個人的には、もっとも目が離せない企業です。

    この本は、イーロン・マスクの事を好きになる本です。笑

  • この業界にいる人間ならイーロンマスク絶賛本だったと感じるところが多いと思う。
    ただ彼のバックグラウンドを知らない方はさわり程度の本としては良いと思う

  • イーロン、1日10時間本を読む子供だったらしいDizzy faceそれが現在の専門家の話を聞いて理解し、事業を構築する能力に繋がってる。とりあえず世の中に出してみて、問題が起きれば修正するというスタイルが20年弱で事業が大きく成長した。

  • 名前しか知らなかったが、この本を読んで、目標を達成するためなら、突飛とも思える行動や、独自の考え方に興味を持った。ただの変わった経営者というだけでなく、ゴールに向かって諦めない熱い姿勢を持っている人物のようだ。
    日本で、こういうタイプの経営者がいるだろうか?
    イノベーティブという点で、スティーブジョブスと共通するところがある気がした。

    本は、事実の羅列で、つまらないところもあったが、
    これまでの彼の歩みについては、分かりやすかった。

  • イーロン・マスクのソフトウェアの様にハードウェアを作るその手法にスポットを当てた本。
    よくまとまっていますが、何冊ものイーロン・マスクの本を書いている著者なのでちょっと翼賛しすぎな感もありました。

  • 名前だけ知ってるのみでどのようなことを成し遂げた人かは知らなかった。失敗を次に活かすことや、まずはやってみよう精神は見習いたいところだ

  • まとまっていて、わかりやすい。

  • 2021.10.8

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著者プロフィール

ビジネスコンサルタント

「2022年 『イーロン・マスクはスティーブ・ジョブズを超えたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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