- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023319714
作品紹介・あらすじ
「父さんは、ぼけてしまいました」。父親がある日突然、告白。都会で働く著者が、親の介護や認知症という未知の世界に足を踏み入れ、静かに戸惑いながらも、これまで気づかなかった夫婦や親子の関係を8コマ漫画に切り取っていく。無邪気な言動を繰り返す父との日々は、大変そうなのに、どこか笑えて愛おしい。
感想・レビュー・書評
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父親のボケに関する漫画エッセイ
淡々と四コマ形式でほのぼと記載されることで、筆者の家族に対する暖かい視線を感じられる。
実際は入院などもあり大変だと思いますが、どこかくすっと笑える視点を残していることで、家族を受け入れているのだなと感じられる。そこに安心できる不思議な漫画です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父親がレビー小体型認知症になってからの色々な出来事をふんわりした空気で書いてあります。
大変なことなのだけど多分筆者の性格からなのか、柔らかく温かみのある漫画で語られていてとても良かった。
何回も笑いました。 -
78歳の父親がレビー小体になってしまった38歳独身一人娘と74歳母の認知症介護奮闘記。
とても悲観的なわけでもなく、いろいろありつつも筒がなく生活を送る等身大の姿に共感しました。
両親の仲が正直あまりよくなくて、子供心に悲しい思いをしたエピソードに「あるある!」
口だけで気持ちのない労り言葉…「あるある!!」
決まり文句の愚痴を吐き出したあとの形だけのフォロー「あるあるある!」とヘッドバンギングしたくなること間違いなしです(しないけど)
よくある終わりにお亡くなりエピソードではなかったので、読後もしんみりしませんので安心して読んでもらえると思います。
私は読んでよかったです。 -
916/ア 2023.9末迄おすすめ図書書架に配架
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クスってします。
実家の片付けしなきゃなぁ、、、 -
離れて暮らす父がレビー小体型認知症と診断された後、入院、リハビリ施設の入所を経て、また家に帰り生活をはじめる様子をかわいいイラスト漫画で表現されている。イラストが可愛らしく、両親のマイペースなキャラクターもあり、ほのぼのと楽しく読める。でも現実はもっと深刻で大変だろうなと想像できる。突然階段を降りることが出来なくなり、壁に張り付いたセミのようになってしまったり、うまく歩けなかったり。
家族3人のその後の暮らしぶりも知りたいと思った。続編に期待。 -
以前から母と介護問題について話す機会があったが、介護が突然必要になることもあるし、その人としてもやってほしいこと、やりたいことは違う。意識があるうちにしっかり母と話したいと思う。
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他人事じゃない、というより我が家そのもの。うちは母親だけど。切なさを感じつつもバカ笑いしながら読めました。笑い飛ばすのも大事。