節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本 (今さら聞けない超基本シリーズ)
- 朝日新聞出版 (2018年8月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023332201
作品紹介・あらすじ
【社会科学/経営】「稼ぐ」「使う」「貯める」「納める」「増やす」etc.……お金を機能別に章分けし、一からおさらいできる実用書。スタイリッシュなイラストやインフォグラフィックを使用して、誰にでもわかるように解説。お金って何だろう? から年金、納税、仮想通貨まで。寿命100年時代に対応する、お金の教科書最新版。
感想・レビュー・書評
-
お金についてのいろはが満遍なく学ぶことができます。一度読んで、全てを理解しようと考えるのではなく、必要に応じて必要な知識のページを読むといったようにお金の辞書のように使えると思いました。
お金との付き合い方について、
1 稼ぐ
2 納める
3 貯める
4 使う
5 備える
6 増やす
の6つの章からなる構成になっており、私はその中でも「2 納める」には学べるものも多く非常にためになりました。
社会人として今更しらないと言えないような確定拠出年金、確定申告、などの知識もざっと学ぶことができます。
これまで読んできた実用書は自分で学ぶためのものが多かったですが、本書は一家に一冊備えておきたいと思ったなかなか異質な実用書でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お金に関する様々な知識が広く学べる本。少しイラストが多いので、「読む」より「見る」方が正しいかも。
辞書のように、分からないことがあった時にその都度読み返すのが良いかもしれません。 -
受取るお金(給与など)、納めるお金、人生の中で必要になるお金、などなど、お金について知ることができるとても良い1冊だと思います。
読み始めたのは税金についてもっと知りたいと思い本屋さんで手に取ったのがきっかけでした^^読み終わった時はとても勉強になる本だったなと思いました。
今年の4月から働き始める方、お金について少し勉強したいなと思っている方にぜひおススメしたい1冊です✨ -
一通りの内容がまとめられており、図解も多く分かりやすい。題名の通り基本的な内容。
手元に置いておき、気になったことがあれば読み返す入門書。 -
お金の基本を学びたくて読みました。
全体的にイラストがカラフルな色使いでとても読みやすかったです。
自分が何気なく払っている税金のことや、お金の使い方、貯め方、増やし方などわかりやすく書かれていて勉強になりました。
収入の2割は貯金に回し、余裕があれば増やせるようにしたいと感じました。
また、自分の収入、支出を改めて見直し、節税や節約をしたいと思いました。 -
お金の超基本
chapter1[お金とは]
実際に自分のライフプランを立てながら説明を読んでいくって工程が今までの本にはない方法で良い。
少しでも自分のことなんだって実感を持ちながら読み進めることができる。
本は対話してからが本番ってのをこの本で知れた。
もはやラノベとかもこういった方式をとってみるとちょっと面白いのでは。
で実際自分のライフプランを組んでみたんだが。
理想を実現するには自分は毎月16万円を貯金しないといけないらしい。、、、
できるかぁそんなの!笑
給料全部ぶっとんじゃうよ。
んだからとりあえず節約(我慢する節約は絶対にNO。長期的に自分が(ここ重要。自分が得できるか。周りの評価ではなく自分が得できるか)得できるならそれは良い投資だ。)しようと思う。
んで節約だけでは到底毎月16万なんて貯金はできないので、やっぱ副業を始めるしかない(会社でいくら頑張ってもたかが知れてる。し部長とか所長になって責任で潰されるような人間にはなりたくない。)少なとも自分の会社で上に立ってる人は忙しそうだ。
chapter2[稼ぐ]
ここでは自分が
・稼ぐ方法
・稼げなくなった時の国の支援
・稼ぐスキルを身につけるための国の支援
・稼ぐにあたって納税の義務
・自営業での保険加入制度
あたりが紹介されてた。
どれも大企業(多分、、、)に勤める自分にはピンとこない(実関係が薄い)内容ではあった。
がしかし副業を始めるにあたって納税義務がどこに発生するのか。また方向性はどうするのかについて触れられていたのが良かった。
、、、正直言います。
情報量多すぎてなにが重要なのかさっぱりわからない。実際に自分にとって関係のある話が展開されているならこのくらい密度の濃い内容でもしっかり読み解くことができるのかもしれないがそれがこの本ではできない。
新社会人におすすめって書いてあったけどほんとにそうか?
chapter3[納める]
概要ってよりかは
いくら収入が入ったらいくらの税金を支払う義務がある。
みたいな感じでしっかりぎっしり毎ページ数字が連ねられてる感じ。
眠くて仕方ない。
もっと優しく教えてくれる教科書の方が自分にはあってる。
まだ具体的に自分で確定申告とかしたことないので、経験したことないことで実際の金額を見せられてもぴんとこない。
つまるところこの本つまらんのだが。
chapter4[貯める]
無駄に文字が多い。何を伝えたいのかが伝わってこない。情報をまとめて全部載せてる感じ。じゃあ新社会人にとってここだけは抑えないといけないポイントは?みたいな工夫が一切ない。
この本を評価できる人間はかなり意識の高い人だと思う。
とりあえずお金について勉強するか〜って思ってる人にこの本は敷居が高すぎる。
具体的な金額ではなくどんなお金のフローが1番貯める上で重要なのか。これを定性的に述べてる本じゃないと今の若いのは読んでくれないと思うけどな〜。
あと定期預金をお勧めしてるけど。
定期預金ほんとにおすすめ???
固定金利で0.01%
そりゃ元本崩れは無いし安全ではあるけどさ。
1000万預けても1年で千円しか増えないって、、、
もうそれ金利でもなんでもないやん。
GMOあおぞら銀行に預けた方がマシやん。
なんか情報古く無いか?
いやあれか。この本が提示したいのはお金を守る方法って感じだな。
増やす方法とはまた別ベクトルの本なのかもしれない。
にしても文字が多い、、、
chapter5[使う]
住宅や車、出産など、人生を通したビッグイベントでかかるお金の詳細な説明がされていた。
目がまわるような金額にたじたじしてしまった。
今みたいな消費生活を続けてたらまず間違いなくどこかのタイミングで金が足りなくなる。
やっぱ副業しなくちゃいけないなって思った。(節約は俺できない。ってかもう今十分すぎるくらい節約してる。俺の中では節約=我慢ではなく、節約=自分に本当に必要なものだけ支出するって考えだから。だから現時点で節約は十分行えてる。)
つまりだ。
我慢したくなきゃ自分で金作れってことになるな〜。
あとやっぱりこの章でも感じたのは、この本は求めてる以上の情報を与えてくるから頭がパンクすること。
今自分に必要のない情報でも整理されて単純化されていれば理解しにいけるが。
この本は今現在家を買おうとしてる人とか、車を買おうとしてる人とか。子供を育ててる人とか。
問題に直面してる人へのメッセージって感じがひしひしと伝わってくる。
まるで置いてけぼり。
何回も言うけど。なんでこれが新社会人に読んで欲しい本なのかさっぱりわからない。新社会人はもっとわかりやすく単純な言葉を連ねないと読みにこないよ。
chapter6[備える]
医療保険や老後の介護保険あたりの解説があった。
国が保障してる保険の中でも今回一つ学んだのは介護保険の充実さ。
なんと介護料の負担は1割で済むとのこと笑
え1割?!
40歳から追加で支払う介護保険料なわけだけど、そこだけ切り取っても優良な保険だな〜と思った。だって介護って病気と違って絶対今後必要になる案件だからな。
ちなみに老後にかかるお金の試算を行ったところ、退職金や老後の出費を全て加味して−1700万円だった。
つまり俺は65歳までに1700万円を副業かもしくは別の手段で節約するかしないといけないわけだ、、、。
目標が明確になった。あと40年位で1700万円だから、1年あたり40万。1ヶ月あたり3万5千を副業で創出する必要がある。
さて、40年続くビジネスをどう展開するか、、、。
あまあNISAをこのペースで入れていけば2000万くらいは65歳までに余裕で到達するとは思うのだけどね。
あとはライフステージが変わった時に保険は考えればいいかな〜。
例えば
・家購入
・結婚
・子供が生まれる
・車購入
大きくしたらこの4点かな。
相変わらず情報量が多くて(別に多くても理解できるよう要約されているならいいのだがこの本は少しそういった初心者に対して優しくない。)見にくかった。
書いてあっても理解できなかったら読んでないのと一緒。
chapter7[増やす]
え知らなかったNISAの損益って他の投資と通算しないのか。
※要はNISAで仮に損失が出ても株式との合算で税金を減らすとかはできないってこと。
まずはリスクが低い債権(銀行貯金よりかは金利は高い)から始めよう。
って書いてあるのに30万を1年運用で450円の利確って書いてあって泣きそうになった。
あーなるほどideco(まあ自分の場合企業勤めだからあんまり関係ないんだけど)について改めて勉強するいい機会になった。
掛け金は給与から天引きされるから課税対象のお金が減る分得なんやね。
利益は非課税だけど掛け金元金を下ろす時ってのは(まあ定年してからじゃないと引き出せないのだが)課税されるらしい。
↑
つまり圧倒的NISAの下位互換です(いや掛け金が給与天引きされるって点で掛ける時はidecoに軍配が上がるか。)
外貨や金、不動産の説明もあったけど一旦今は株に集中かな〜といった感じ。
不動産は敷居高いし(REITならそうでもないかもしんないけどそれなら株でよくね?って感じ)
外貨、要はFXも結局株やってた方が良くね?って感じだし。
金はワンチャンやってもいいなとは思う。
今は株式市場が意味わからんほど膨れてるから有事の金にすがるのも手かなと。
とりあえず来年の大統領選挙が楽しみだな〜といったところか。
[総評]
とにかく読みずらい(俺がお金に対して知識不足なのが主要因だから一般的な人はこれくらいがちょうど良いのかもしれないが)。
縦書きと横書きが乱立して図はどこから読み進めればいいのか分からんし細かい図が沢山あったけど結局この図が何を伝えたいのかって部分が全然わからないページが多かった。
ネットが普及した現代において本がまだ売れている理由はその編集力にあると自分は見ている。
ネットは良くも悪くも情報の海であるからして情報を精査する時間が惜しくなってくるものだ。
これを解消するために本にお金を出して浄化された情報に手を伸ばしているというのに、この本はお金を出してわざわざ情報の海に放り投げられたようなものだと思ってしまった。
3点以下。 -
お金とはそもそもなんなのかという、基本的なところから始まりどのようにお金を「貯める」「稼ぐ」「使う」「増やす」などの観点からポップなビジュアルもつけられているため、頭に入ってきやすい。これから社会人として活動する上で必読の本である。
-
辞書のように何か迷ったときに使うのが良いと思われる、イラストも豊富で読み飽きないし分かり易い
無論また必要になったときにはアップデート版が出ているだろうが…
-
お金の増やし方については『お金の大学』のほうが参考になると思うが、この本は網羅性が高く辞書的に使うと効果を発揮すると思った。マネープランを検討する際にはうってつけの本。