- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784032015706
作品紹介・あらすじ
デイヴィッド・ルーカスの3作目は、海と空の色に染まった青い絵本です。くじらに象徴される大いなる力に、主人公のジョーは耳をかたむけ、町の人たちとともにそのこたえを待つことになります。3歳から。
感想・レビュー・書評
-
とてもクジラをおおきく感じれて、かわいい世界観でした。絵本らしい絵本です。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
突然の震動に起こされたジョー。なんと、大きなクジラが町に乗り上げてしまったのだ。クジラを海へ帰そうと、ジョーがフクロウに助言を求めると……?
図書館本。
思いのほか、ファンタジーなお話。
突然の出来事に動じず、脱出ルートを冷静に想定しているジョーのおばあちゃんがすごい。(しかし魚とクジラの区別は付かないようだ)
海に戻れず諦めきったクジラのセリフが、悟りを開いているレベル。町の大人たちよ、クジラの諦観にあっさり乗っかるな!(笑) それは最後の手段……。
乗り上げたクジラを発見したシーンはド迫力。なんとなくチマッとした絵柄からは想像もしていなかった。ただこのクジラ、意外と寸詰まり……。
全体にゆったりとのどかな雰囲気が漂う絵本。 -
まず表紙からして大きなくじらの絵。ちょっと見、こわい感じもするが、よく見ると、かわいくも見えてきた。問題はそのとんでもなく大きなくじらが、海岸の町に打ち上げられたところから始まった。さて、どおやってそのくじらは海に帰るのか、くじらのやさしさと町の人々のやさしさで解決へと向かって行きます。
-
クジラの登場シーンで子どもたちが『おぉ〜』と驚いていたのが印象的でした!!
フクロウは風に風は太陽に太陽は月に月は星たちに尋ねる。
そんなやりとりがとても素敵でした。 -
なんじゃこりゃ
なんかふしぎな絵本
くじらが町にあがっちゃって
歌をうったら大雨になって
その水をのんで
町を海の生き物がかざりつけする -
貝殻の屋根のおうちが可愛い☆
-
2011年11月22日
<Whale>
装丁/丸尾靖子 -
くじらが、とってもオシャレです。
緊急事態なのに、メイおばあちゃんったら「よそいきのぼうしをかぶり、かさをつかんで」るし。
そうだんが、どんどんスケールアップするし。
「……たっぷり、まちました。」のページと、ラストページが、すき。