西遊記〈3〉火焔山をこえて (決定版!大型絵本)

著者 :
  • 偕成社
3.71
  • (2)
  • (8)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 75
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033035307

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 西遊記の一冊目がいい感じだったので、続けてよむ。

    「決定版!大型絵本 西遊記」全三冊のうちの三冊目。
    孫悟空・三蔵法師・猪八戒・沙悟浄は、西天へと向かうため、火焔山を通らねばならない。孫悟空は火焔山の熱い山の火を消すため、牛魔王夫人の羅刹女が持つ芭蕉扇を借りようとするが……。

    またまた妖艶な孫悟空にあえた。
    煙のなかの孫悟空の動きが、煙が帯のようにゆらめき漂うさまに調和していて、美しい。
    私もジャスミン茶が好きなので、羅刹女ものんでいるのをみて、なぜか嬉しくなる。
    もっときちんと、火焔山が燃えている様子の絵があれば良かったなぁ。
    西天に辿り着くシーンでは、金の背景(雲?)が神々しい。
    こういう感覚は同じアジアだから共有できるのが嬉しい。
    宇治平等院鳳凰堂を思い出し、また行きたいなぁ、と、全然関係ないことまで思い浮かんだ。
    最後の解説が親切で、沙悟浄を河童として描くのは日本特有であること、猪八戒は『西遊記』原著では黒ブタであること、を初めて知った。
    見返しのデザインも好き。

  • 上手にまとめた3部作
    これも有名な芭蕉扇のお話
    孫悟空の戦闘?シーンの描写に
    読んでる方もドキドキわくわくしてくる
    6歳も10歳も32歳も楽しめる
    西遊記入門 といってもいい 3冊でした
    これで味を占めたら、次は児童書かな?

  • 良かった

  • 火㷔山、芭蕉扇、大雁塔

  • 13分
    大き目の絵本
    スタンドでも良い
    シリーズもの

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

唐 亜明(Tang Yaming タン・ヤミン)

北京生まれ。早稲田大学卒業、東京大学大学院修了。編集者として多くの絵本を手がけた。
主な著書に『ビートルズを知らなかった紅衛兵』『さくらの気持ち パンダの苦悩』(以上、岩波書店)、『翡翠露』(TBSブリタニカ、第8回開高健賞奨励賞)、絵本に『ナージャとりゅうおう』(講談社、第22回講談社出版文化賞絵本賞)、『西遊記』(講談社、第48回産経児童出版文化賞)、中国語の翻訳書に上皇后美智子様著『橋をかける』(少年児童出版社)、佐野洋子著『100万回生きたねこ』(接力出版社)、日本語の翻訳書に姜戎著『神なるオオカミ』『大草原のちいさなオオカミ』(以上、講談社)などがある。中国語の著書・翻訳書は100冊以上。
現在、中国の児童書出版「小活字」編集長を務めている。

「2023年 『わたしのかみひこうき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

唐亜明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×