- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033285702
作品紹介・あらすじ
アフリカワニのガーパは、かわいい子ワニが生まれてくるのを楽しみにまっていました。ところが、たまごをわってでてきたのは…「ウシャーッ!こりゃいったい、どういうこったい?」なかまたちがひやかす中、ガーパはいいます。「そうかい、そんなにおかしいかい?きみらは、そうさ、幸せものさ。でも、もしだれかが、ちょいと変わったようすで生まれてきたら?笑いものにして、からかって、いっそのこと、のみこんじゃえ!そういうのかい?」ロシアの画家が表情豊かに描くすてきなおとぎ話。5歳から。
感想・レビュー・書評
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アフリカワニのガーバの卵からうまれてきたのは。。。ワニではありませんでした。
鳥のヒナだったのです!
とまどったガーバですが、父性に目覚めてヒナを育てることに。
あ、これは「おまえうまそうだな」と同じパターンで、最後は涙のお別れかぁ。。
と思ったのですが、
全くそうじゃなくて。
そうきたかー!
というエンディングでした。
やられました。面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ワニのガーパが卵を孵したら鳥の雛がでてきた。
年長のワニ婆さんが育てられないから食べてしまえとさとすもガーパは、雛を育てることにした。
周りのワニたちから、笑われようとも、しっかりと雛を育てる。
餌のことや、空の飛び方のこととかも。
雛のリーパが大きくなり空を飛べるようになると今度はガーパに空の飛び方のコツを教える。周りのみんなには聞こえないように。
すると、ガーパは、空を飛びリーパと旅立っていった。
なぜワニが空とぶの? -
<図書館>
子どもは子どもとして生まれた瞬間から、愛される権利がある。どんな見た目で、どんな才能で、そんなことを抜きに、生きているだけで価値がある。
子どものために、親が何ができるか。どんなに不器用でも、不恰好でも。親は親として子どもに何かをしてやる義務があり、してやれる喜びがある。 -
ロシアのおとぎ話だそうですが、イラストと親子の家族愛がとても素敵なおハナシです。
子ワニが産まれてくるのを待っていたガーパでしたが、産まれてきたのはなんと鳥!これだけだったら「タマゴの取り違え?」などとつぶやきながら納得できるのですが、周囲の不理解とひなへの羽ばたき特訓から、物語の結末は意外な展開となっています。 -
ワニのガーパのたまごから生まれてきたのは、とりのヒナ。おどろきながらも、ヒナをいっしょうけんめいそだてるガーパでしたが……。
さいごがちょっとせつない、と私は思いましたが、人によって、いろいろなかんじかたがあると思います。
読書感想文におすすめ。
子育て奮闘中の親にもおすすめ。ぜひ親子で読んでみてください。 -
こんなふうにこどもを育んでいけたらと思います
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息子の学校の読み聞かせ用。子どもより親に読んで欲しい一冊。なんか気持ちが楽になる感じ。
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子供の誕生を待ちに待っているワニのところに生まれたのはなんとひよこだった!
ひよこを育てる父ワニのちょっと可笑しく、でもあたたかく、ちょっぴり悲しいストーリー。
すばらしい絵にも注目。