ホロンのうたのかい

  • 偕成社
4.05
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033312200

作品紹介・あらすじ

ふくろうのホロンがすむもりにきょうもよるがやってきました。ホロンはいつものようにうたいはじめました。「あーうっとりしちゃう」とだれかがいいました。

感想・レビュー・書評

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  • 夜になるとふくろうのホロンは歌い出す。
    あるとき、ホロンの歌をきいたコウモリがみんなにも歌を聞かせてあげたいと言う。
    そこでホロンは昼間、日陰で動物たちに歌を歌うことにする。
    ところがみんなホロンの歌を聞いて眠ってしまう。
    クマのいびきでみんなは目が覚めるけれど、ホロンはみんなが寝てしまって悲しくなってお腹が痛くなってしまう。
    動物たちはホロンにミルクセーキを飲ませて落ち着かせる。
    ホロンの歌声は子守唄のようで気持ちがよくなってしまうらしい。
    動物たちは夜安心して眠れるのはホロンの子守唄のお蔭だと気づく。
    ホロンはやっぱりみんなのために夜、歌うことにするのだった。

    絵がかわいらしい。
    夜を見守っているところからの子守唄。
    ふくろうの子守唄は気持ちがよさそう。

    悲しくなってお腹が痛くなるところが人間っぽい。
    ミルクセーキがおいしそう。
    イメージがあまり沸かないけれど。

  • 小さいとき大好きだった、ふくろうのホロンと森の仲間たちのお話。
    お腹が痛くなってしまったホロンにミルクセーキを作って飲ませてあげるシーンが、動物たちの心配する気持ちやほミルクセーキの温かさ、ホロンのことがみんな大切なことが伝わってくるようで特にお気に入りだった。
    もう何年も読み返してないけど、大人になってから読むと少しほろりとくるかもしれない。

  • フクロウのホロンはうたがすき。毎晩聞いていたコウモリはひとりで聞くのはもったいないと、うたのかいをひらくことにした。2011/05/03

  • ふくろうのホロンは歌うのが大好き。
    「あーうっとりしちゃう」とほめられて歌の会を開きますが、みんな眠ってしまい・・・
    ホロンはショックのあまりおなかが痛くなってしまいます。
    でも眠ってしまったのは歌がとても心地よかったからだと分かります。
    動物達に特製ミルクセーキを作ってもらい元気を取り戻す場面がかわいいです。
    ほんわかした絵がとても素敵な絵本です。
     
    ミルクセーキを作る「よくすりつぶして よくふって」のセリフが大好き(長女1歳10ヶ月)
    ホロン以外の動物を探して遊ぶのが好きです。(長女2歳)

  • 歌の上手なホロンと森の住人達の心温まる交流が描かれています。
    優しい気持ちになれる絵本。読み聞かせにぴったりです。

  • 阿龍的演唱會

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著者プロフィール

絵本作家。作品に『ホロンのうたのかい』(偕成社)、『おおかみとキャベツばたけ』、『ミレドーさんちのこびとたち』(教育画劇)、『りんごのなかのビリー』(あかね書房)、『おひげやチョボチッチ』(フレーベル館)など多数。絵本の絵は『ゴロゴロドーンかみなりさまおっこちた』(ひかりのくに)、『むしゃむしゃかいじゅう』(岩崎書店)などある。『パピロネ』はフランスの出版社Lettr’Angeより出版される。

「2020年 『ねずみのおきょう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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