世界は気になることばかり

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033322506

作品紹介・あらすじ

だあれも気がついていないのに気づいてしまったこと。6歳から。

感想・レビュー・書評

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  • 気になることばかり。

  • ゲームブックのような感じ

    最後のページはみんなで視線を追いかけるのが楽しかったです。

  • 不思議で楽しい、気になることはないかな?
    いつもと違った目で、世界を見られる気がする。

  • 1ページごと、人物や風景を見入ってしまいます。
    何度開いても発見がある絵本です。

  • 読み聞かせにと思ったが、読む文字が下にあって持って読むには読みにくい。文の内容が何を指しているのか見つけながら読むと楽しいので、読み聞かせには向かなそう。だけど、親子で楽しんできて読んだ!

  • 絵をみて探す楽しさ。
    そこに、五味さんらしいユーモアがたっぷり。
    タイトルとの響き合いに納得する。

  • この男の子は
    日々、不思議でユニークな発見をしている

    「空はずっとむかしからあって ずいぶん古いから、ときどきやぶれたりもするんだろう」
    「星と星をつなぐと文字になる。でも読めないんだよ、まだ」

  • 絵を見て、下の文を見て、また絵を見て。

  • 五味太郎氏の世界〜すき。
    目の前でわたしがみてる世界が真実ではない、のだな。

  • 窓のひとつひとつが絵の額縁になったビル、端っこが紙のように捲れ上がった野原、かぎ裂きに破れて繕われた空…当たり前の日常に見えて、どこかおかしいところのある景色の連作集。

  • おもしろい。

  • 他の誰も気付いてないのに、自分だけ気付いてしまった。
    これって、言うべき、言わないべき?
    言ったら変人扱いされる?
    大人になっても、そういうことある、ある。

  • さりげなく潜んでいる気になること。そのバランスが絶妙です。

  • お話より、絵を見て、自分たちで広がる本です。五味作品の素晴らしさ。

  • 僕のまわりには気になることが以外とたくさんある。
    よく見てないと気づかない。
    ここにこんなのあったっけ?

    そんなちょっとへんてこなアレっ?を一緒に探してみよう。



    →最近「さがし絵」本がよく出ている。

  • 五味さんの絵本です。

    五味さんの絵本は好きなんだけど、
    そのときのテンションによって、感じ方が違うので

    すっごいイイ!!っていうときと
    うーーーーん??っていうときがある。

    この本は、絵を見てから文読むと面白いかも。

    大人はどうしても、文章読めちゃうから
    そっちにすぐ目がいっちゃうのよね~~

    そういう点では、じっくり絵を楽しめちゃう
    子どもは大喜びの絵本なのかも!

  • 絵本全体に亘って、クイズというか本文に記載してある場所を探す。

  • 逆向きの凧や
    空のかぎざき

    ないよな〜
    ないない

  • たしかに、それは気になる……なことを「ぼく」がつぶやいてくれてるような本。
    あんなことや、そんなことに気づいてる男の子は、すごいと思うのだけど、きっと、まわりのオトナからは、ぼぉーっとした子ねぇ。とかって思われちゃってるんだろうな。
    けど、いいんだよ。
    「ぼくだけ気づく」って、すっごいことなんだから!
    などと、読みながら力こめて言っちゃいそうに。

    「ひろびろとしたところは はじっこがあぶない」おじいさんのことば。
    空の「カギ裂き」。
    世の中のいろいろな列。(うん、たしかに気をつけて並ばないと、ね。)
    うんうん、うなずくとこいっぱいです。

    中学年以上のほうが、わかって笑ってくれそう。

  • 主人公の<つぶやき>が絵のどこかに!
    探す絵本みたいで楽しい

    小中~

  • 五味太郎さんの新作。

    世界の中のちょっとした不思議。
    大人はなんとも思わないけど、子どもだけが気づく不思議?

    文章に書かれている部分を絵の中から探すのを楽しめる。

  • 自分を取り囲む『世界』は、見方を変えるだけでこんなに驚きに満ちたものに変わるんだということが描かれている。
    特別なシーンではないけれども、日常の中にある不思議を主人公の男の子と一緒に探せるようになっているのが楽しい。
    そんな楽しい仕掛けの中にも監視カメラの存在があるという、現実世界での複雑な社会の構図を盛りこんでくるバランス感覚が素晴らしい。

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著者プロフィール

五味太郎 1945年生まれ。工業デザイナーを経て絵本の世界へ。サンケイ児童出版文化賞、東燃ゼネラル児童文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などで数多くの賞を受賞。絵本に『きんぎょが にげた』『かぶさん とんだ』『さんぽのしるし』『ばったくん』『みんなうんち』『からだの みなさん』『どこまで ゆくの?』『にているね』(以上、福音館書店)『まどから おくりもの』『仔牛の春』『つくえはつくえ』(以上、偕成社)『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』(ともに文化出版局)『さる・るるる』(絵本館)「らくがき絵本」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。絵本論『絵本をよんでみる』(平凡社)、絵本の仕事をまとめた『五味太郎 絵本図録』(青幻舎)がある。

「2023年 『おでかけ版 ひよこは にげます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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