かこさとし童話集 日本のむかしばなしその1

著者 :
  • 偕成社
5.00
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035177401

作品紹介・あらすじ

 2018年に逝去したかこさとし氏は、240余りの小さなお話の原稿を残し、自ら編んで、さまざまなお話の種類に分類していました。「動物のおはなし」「日本のむかしばなし」「生活のなかのおはなし」「世界のおはなし」です。まだ本にしていないお話や、雑誌に掲載されたり、紙芝居としてかかれたお話を、亡くなる直前まで手を加えたり挿絵を描いて、童話集として編集をしていたのです。どの巻も、文字を読み始めた小さな子から小学生くらいの子どもたちに向けて、どこから読んでも楽しめるおもしろいお話をいっぱい収録しています。 4巻は、2冊あるうちの「日本のむかしばなし<その1>」。かこさんは、地方で講演をしたとき、地元の歴史をよく知る方たちから直接昔話などをうかがうのを、とても楽しみになさっていたそうです。そしてたくさんのお話を集めて、創作昔話を書いていました。昔話には思いをもって語り継がれてきたことがあり、人が生きていくうえで大切にしたい智恵も多くあります。よく知られた「てんぐのはなはな」「のきばとんとん」や「うりこひめとアマンジャク」、日本にオオカミがいた頃のお話「鬼願寺のクロ」、かこさんのふるさと福井県の九頭竜のお話など32話を収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前巻までの動物のお話から一転、日本の昔話を集めた第四集。知っているお話しあり、知らないお話しもあり、最後まで楽しく読めました。かこさんの作家さんとしてのスキルの高さも感じられる一冊です。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00650715

    2018年に逝去したかこさとし氏は、240余りの小さなお話の原稿を残し、自ら編んで、さまざまなお話の種類に分類していました。「動物のおはなし」「日本のむかしばなし」「生活のなかのおはなし」「世界のおはなし」です。まだ本にしていないお話や、雑誌に掲載されたり、紙芝居としてかかれたお話を、亡くなる直前まで手を加えたり挿絵を描いて、童話集として編集をしていたのです。どの巻も、文字を読み始めた小さな子から小学生くらいの子どもたちに向けて、どこから読んでも楽しめるおもしろいお話をいっぱい収録しています。
    4巻は、2冊あるうちの「日本のむかしばなし<その1>」。かこさんは、地方で講演をしたとき、地元の歴史をよく知る方たちから直接昔話などをうかがうのを、とても楽しみになさっていたそうです。そしてたくさんのお話を集めて、創作昔話を書いていました。昔話には思いをもって語り継がれてきたことがあり、人が生きていくうえで大切にしたい智恵も多くあります。よく知られた「てんぐのはなはな」「のきばとんとん、ふるやのもりぞう」や「うりこひめとアマンジャク」、日本にオオカミがいた頃のお話「鬼願寺のクロ」、かこさんのふるさと福井県の九頭竜のお話など32話を収録。
    (出版社HPより)

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

かこさとし:1926年福井県武生市(現越前市)生まれ。大学卒業後、民間企業の研究所に勤務しながらセツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社後、作家活動、児童文化の研究、大学講師などに従事。作品は500点以上。代表作として「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」(偕成社)「だるまちゃん」のシリーズ(福音館書店)、「こどもの行事しぜんと生活」シリーズ(小峰書店)などがある。

「2021年 『かこさとしと紙芝居』 で使われていた紹介文から引用しています。」

かこさとしの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×