- Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035283201
作品紹介・あらすじ
スズナ山には水がありませんでした。あるのは「涸れ沼」とよばれる水のない沼だけです。スズナ山の山神となったスズナ姫は、さっそくその沼に水をよびもどそうと考えます。風の神や天の童子、そしてスズナ山いちばんのものしり大フクロウの力をかりて、スズナ沼の底にすむ大ナマズの怒りが原因であることをつきとめます。スズナ姫の力で、何百年ものあいだの大ナマズの怒りがとけるでしょうか。
感想・レビュー・書評
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このシリーズは二冊目だけれど、主人公もさることながら、周りのキャラクターがいい。中学年向きかと思うが、大人が読んでも面白い。
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スズナ山には水がありませんでした。あるのは「涸れ沼」とよばれる水のない沼だけです。スズナ山の山神となったスズナ姫は、さっそくその沼に水をよびもどそうと考えます。風の神や天の童子、そしてスズナ山いちばんのものしり大フクロウの力をかりて、スズナ沼の底にすむ大ナマズの怒りが原因であることをつきとめます。スズナ姫の力で、何百年ものあいだの大ナマズの怒りがとけるでしょうか。
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スズナ沼がもとどおりになってよかった
※図書館で借りた本 -
スズナひめのいいところは、失敗しても、みんなにひはんされても、くじけずにやり続けるところ。礼ぎ正しいところ。一人だけの意見も大事にするところ。かわいいし、かっこいい。
大フクロウは、スズナひめが、ぬまの水を取りもどそうとしたときに、山のみんなはむりだって言ったけど、味方をしてくれた。スズナひめのことが好きなんだろうし、物知りでよく考えることができるからだと思う。
大ナマズは、かわいそう。こまったときに助けを求められなかったし、おくさんは死んじゃったし、むきになるのもわかる。でも、事じょうを知って、ちゃんとできたのがえらい。ぼくだったら、おこり続けちゃうかもしれない。ぼくも、大ナマズにのってみたい。(小4) -
とつぜん、大ナマズの目から、なみだがあふれだしました。もちろん、水の中でなみだをみわけるのはとてもむずかしいことですが、スズナ姫に派、大ナマズがないているのが、ちゃんとわかったのです。