- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035293200
感想・レビュー・書評
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著者、かこさとしさんは、1926年生まれ(2018年に亡くなられています)なので、この本を書かれた時は、63歳位だったと思われます。
著者の当時の笑顔の顔写真が、あとがきが書かれている頁に掲載されており、偲ばれます。
1990年の本を借りられる地元の図書館には、大感謝です。
エジプトが一つの国のなったのは、今から5000年ほど前のこと。
本の中で、5000年前のエジプトを旅するのは、ストレス解消になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かこさとしさんが、たくさんあるピラミッドの、いろいろな種類と作り方、エジプトの王たちについて説明した絵本。おもしろかった。
一番印象的だったのは、今までピラミッド造りに参加した人たちは、ご飯がもらえるからよかったと思っていたのに、この絵本を読んで、それはもともとその人たちが納めた税だとわかったこと。エジプトのしょみんは幸せだと思っていたから、そうでもないのかもしれなくて、けっこうショックだった。
絵は、立体的でわかりやすい。本物っぽかった。古代エジプトの人々の暮らしの様子がよくわかる。(小6) -
「エジプトといえばピラミッド。この大型絵本はピラミッドの種類や作り方ばかりでなく、エジプトの歴史や代々の王、神々、地理までエジプトとピラミッドの全てを細かく紹介しています。著者は、ピラミッドは過去のものではなく、人間のさまざまな営みを伝えて、これからも人がどう生きるべきかという道しるべだと訴える。」
(『読んでみない?科学の本 しらべてみようこんなこと』子どもと科学をつなぐ会 編 連合出版 2000 の本での紹介より抜粋) -
ふりがな有り
エジプト神話、ピラミッドの作り方、職人、庶民、代々の王のピラミッドの歴史など -
5歳
立体パズルでピラミッドを作り興味持ちました。
かこさとしさんは
本当に様々なジャンルの絵本書いてて
為になって素晴らしい -
ピラミッドについて小学校高学年から中学生くらいを対象に書かれたもの。
しかし、知識のない大人にとって非常に有益で参考になる内容。
書かれて既に30年ほど経っているのでより新しい発見がたくさんあるだろう。それを探索するための手がかりとしても大いに意味がありそう。
かこさとしの本は、読まねばならない。 -
知らないことばかりで、とても楽しかった。
特に歴史!
そっか、5,000年も前から始まって、3,000年間ものエジプトの歴史。
なんとなく耳にしていた王の名前やその時代的配列、神の名前など、おそらく、コミックや映画、小説などにも使われてるんだろうなあ。知ってて読んだり見たりするのと知らないのでは全然違うだろうになあ。
知らないことばかり・・・ -
学校に、新聞にかきました。
皆、「エジプトの神やってぇ」や「これ知ってる」など、つぶやいていました。
嬉かっです。
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紀元前4000年頃からのエジプトの歴史をわかりやすく視覚化。最後の方にツタンカーメンの華麗な墓。
雨の降らない国で農業に大規模灌漑から大きな権力が生まれ、始めは階段状から現在建設するとしたら2千億円かかると見積もられる完成期のクフ王ピラミッド、作るのに鉄の道具さえなく銅器はすぐ減ったという。高度な建築学数学があっただろう。
ハトシェプスト女王のことも。
クレオパトラ以前にもヒクソス支配など征服王朝はあったがトドメを刺したのはローマの軍事力であった。富はヨーロッパの文明の源流となった。
ローマ人は歴史に無関心でエジプト文字の読み方を忘却
ロゼッタストーンは英国に奪われたが、それの写しと従来研究の集大成として、仏国シャンポリオンが、解読成功!人類最古の文献歴史。