海賊の息子

  • 偕成社
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本棚登録 : 27
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035404507

作品紹介・あらすじ

父親の破産と突然の死によって学院を追いだされたネイサンは「海賊の息子」とうわさされる少年タモ・ホワイトに助けられる。ネイサンの妹モードも加わった一行はマダガスカルの海賊の島へとむかう。そこで彼らを待ちうけていたものとは…。カーネギー賞・ガーディアン賞受賞作家ジェラルディン・マコックランによる十八世紀が舞台の海賊アドベンチャー。小学校高学年から。

感想・レビュー・書評

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  • 「北の国から」同様、ホントは妹が主人公。
    児童書にしてはヘヴィ。まあでも海賊だからな。

  • これまで読んだ他のマコックラン作品と比べると、重いかな。支えてくれる大人が誰もいない、というか、大人の方こそ人生に迷っている。不思議を売る男から8年後の作品。
    原題Plundering Paradiseのplunderは略奪という意味だって。

  • ★★☆☆☆
    突然父が亡くなり、二人っきりで寄宿学校から放り出された兄妹。
    海賊の息子だと噂のある同級生から、いっしょにマダガスカルに船に乗ってでかけないかとさそわれ・・

    妹がめきめき強くなっていく一方で、兄ちゃんと友達は・・^^:
    もっと、コドモの物語を読みたかったかな?
    (まっきー)

  • う~ん、人物はそう多くないのになぜか把握するのに時間がかかったのは私だけだろうか。
    宗教信仰がこれほどまで影響を及ぼすものだろうか。
    魔女狩りなどの歴史知ってると何とも言えないなぁと。
    話はファンタジーって感じじゃないかなぁ。
    ラストもびっくりするような感じじゃないしね。

  • これもマコックラン。
    『ジャッコ』の次くらいにとっつきにくい気が。
    父親の影と信仰に踊らされるタモがたまに頼りなかったり、かっこよかったり。
    でも一番はモードだな。
    したいことができる、なりたいものになれる、っていうあの悟りすばらしかった。
    女は強し!!

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著者プロフィール

1951年生まれのイギリスの作家。『不思議を売る男』で88年にカーネギー賞、89年にガーディアン賞を受賞。2004年に『世界はおわらない』でウィットブレッド賞児童書部門受賞。18年には『世界のはての少年』で二度目のカーネギー賞受賞という快挙を成し遂げた。

「2022年 『世界のはての少年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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