森の石と空飛ぶ船

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 125
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035405405

感想・レビュー・書評

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  • 岡田さんの描く学校から始まるファンタジーが好き。
    カメレオン家族の特殊能力を活かした展開が面白く、ハラハラドキドキしながら読んだ。展開に引き込まれるのは、フィクションでもリアルに感じさせるだけの描写があるからなんだな、と思う。
    この話に出てくる登場人物が、他の本にも出てくるという事で、そちらも図書館で借りることに。

  • 岡田淳先生の作品は一気に、世界に引き込まれ、夢中で読んでしまいました。

  • 岡田さんの本、5冊目。
    好みの問題だけど、この本が今までで一番手強かった。
    キャラクターが多くて頭の整理が大変だったのと、冗長なストーリーで、やや、とっつきにくい。
    驚いたのは終盤、特に敵のトップと対決することなく終わったこと。
    なんだか拍子抜けだった。

    主人公の性格は共感できるし、アナザー世界に行くはじめの頃はワクワクできたので、私が時間をかけて読んでいたせいかもしれないけど。

  • 石の力で船が浮かんだりして、すごかったです。

  • 岡田淳さんは楽しい。
    ちょっとこそあどに近いのかな。
    「二分間の冒険」とか「扉の向こうの物語」のような冒険ものではない。
    もう少し攻めてもいい気もするけど、たとえばいじめの話とか、
    でお、最後はほんわかしてやっぱり楽しい。

  • 岡田淳さんの児童文学は
    なんだか安心して読める
    学校と繋がるファンタジー
    他の作品ともリンクしていて楽しい
    含蓄を含んでいるがサラッと伝わってくる
    こういう作品が子供たちに届くといいなあ

    ≪ 森の石 欲を飲み込み 光るもの ≫

  • 表紙のおじさん何か見覚えがあると思ったら、カメレオンのレオンって別の本の主人公だったのか。 
    しかも彼が出てくる本ほかにもあるじゃん! 
    後書き読むまで全く思い出さなかったわ。
    先に彼が活躍する本をすべて読んでおいた方がより楽しめると思う。
    なにしろ、他の話と同じ小学校から物語が始まってるみたいだし。

    異世界に迷い込んでトラブルに巻き込まれつつもちょっとづつ成長する主人公達の物語。
    異世界への入り口見つけちゃったらドキドキするね。
    少しゆりで見える場所があったら異世界に繋がっているか確かめてみよう。

    主人公の1人のシュンはこの冒険でかなり成長したから、もうクラスの嫌な奴から逃げたりしなくなるのかな。

    逃げる時に船ごと自分達が見えなくなるようにすればよかったのに、とは思った

  • 桜若葉小学校とサクラワカバ島。森の石。キノコのひと。ロボットの工兵隊。ジュリエット。ロミオ。
    むうーだから……ロボットには…弱いんですよ…。
    キャプテン・サパーは(わりと)いいやつだった…。
    「カメレオンのレオン」シリーズと絡んでいるんだろうとは思っていましたが、『夜の小学校で』にも絡んでいたのか。

  • 『夜の小学校で』『カメレオンのレオン つぎつぎとへんなこと』『カメレオンのレオン 小学校の秘密の通路』と同じ世界観の話でかぶっている登場人物もいる。小学生の異世界冒険譚。

  • 桜若葉小学校6年生のシュンは学校で白ネコを助けたことで、むこうの世界に行けるようになる。そこから思いもよらない冒険が始まる事に!レオンが登場で、ワクワク度が増しますね!大人が読んでも楽しめる、大道ファンタジー♪やっぱり岡田さんは面白いですね☆

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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