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- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035505808
感想・レビュー・書評
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長ぐつをはいたねこはどんな話だったかと図書館で。
フランス人、ぺローの慣れ親しんだ昔ばなしを自身で書き換えた童話集で、誰もが子どもの時に読んだような短編でいっぱい。赤ずきんは狼に食べられて終了。あれあれ?助けられるんじゃなかった??と、今でいえば「パクリ」に相当しそうだ。まぁ、昔話はどこの国でも似たものがたくさんあるけど、あまりにあからさま(笑)。昔はおおらか♪危うく誤認するところ。
解説によるとこのパクリ(失礼)物語集のペローのアレンジは当時の世相を感じさせ、また当時の王権へのゴマすりまで感じさせるところがあるようで、フランス人の一面を垣間見た気さえせする。
民話の話型どおり、末子継承+優位なストーリー展開の数々に、なるほどな。
でも、単純に面白い。長ぐつをーは猫の働きで貧しい末っ子が土地、金銀財宝、お姫様まで手に入れる話で、猫の騎士じゃなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1978年刊行。表題作含め8編。
図書館に置いてあったのをたまたま手に取りました。
1話ごとの最後に、訳者による「おしえ」があり、
あまりのシュールさに衝撃を受けました。
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