- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036101702
作品紹介・あらすじ
白石公平は11才、小学校五年生だ。自分でもなさけないほど気がよわくて、めだつのがきらい。ところが、なんのまちがいか、引越した家にはラブレターはとどくし、転校先の小学校では、うわさされるほどけんかがつよいことになっていた!?注目度のたかい公平は、学校のいじめグループのボスのターゲットに…小学校中学年から。
感想・レビュー・書評
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地味で気が弱い公平。転校先では、なぜか空手が強いことになっていて…。
ワルのボスは児童会長。公平は、やつらの溜り場の温室を取り戻せるのか!?
小学生で不良グループがでてくることに衝撃をうけつつ読了。(現実にありそうでちょっと怖い。笑)
公平くんは最後まで振り回されっぱなしで、(公平への)他力本願な感じがせつないなぁ。頼りにされているのとはちょっと違うけど、結局頑張ってる公平くんは、「公平」な子なんですね。いい子です。
せっかくだから、相撲のシーンをもっと見たかったかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いきなりスゴイ
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学年一の番長になぜか勝負を挑むことになった公平くん。体格も腕力も大きく差をつけられている相手に、はたして勝機はあるのか!?やわらかでかわいらしい雰囲気のあふれた良作。誰かに挑む前にぜひご一読を。
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楽しく読めました。
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面白かった!
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評価は3.5が妥当。
元々気が弱いのに転校初日に自宅にラブレターが投函されてたり、
声をかけた1年に逃げられたりしたらそりゃ何事かと思うわなw
そして、教室入ったらみんなが静になるわ、指があたっただけで
花瓶は割れるし手をついたら教壇が真っ二つw
まだ夢の中か、急に自分がとんでもない力を手に入れたかって
考えるよね。
一部の不良小学生達に全校の生徒が支配されてるってのは
出来過ぎかなって思うけど、公平の運の良さも手伝って
なんやかんやと温室グループと対等に渡り合ってた辺りは
おもしろかった。
かわいい子に応援されるとすぐ調子に乗っちゃう辺り
好感が持てるw
それにしても由美ちゃんは男をその気にさせるのが上手いねぇ。
一歩間違えたら、小悪魔だよな。
男を手玉に取って裏で糸引くタイプ。
そして委員長はずるすぎ。
何も知らない転校生に全てを押し付けて自分は応援してるだけ。
ちょっと友達にしたくないタイプかも。
イラストの可愛らしさと、公平のキャラの良さで面白く読めたけど、よくよく考えると他人任せのキャラばかりなんだよねぇ。
どうせなら、委員長も相撲大会に参加して欲しかったな。
そんで、ラストは更に公平の人の良さを使ってあんなことを!
話の展開が早いし読みやすいから、1時間もあれば読み終わる。
最後に取ってつけたように相撲の技がいくつかが
イラストで紹介されてて、妙にほっこりしたw -
新しい学校の5年5組に転校してきたばかりの公平。気が弱くて目立つのがきらいなのに、空手の達人でけんかが強いといううわさが広まっていた。「わたしたちを助けてください」という手紙もとどき…。