少年の日々 (偕成社の創作)

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036354900

感想・レビュー・書評

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  • 自然は、人の心を素直に穏やかにする力があるのかもしれない。苦い思い出も、自然を織り混ぜるとキラキラしてくるから不思議だ。

    余談、
    「昔はいじめなんかなかった」という高齢者がいるが、ここにはしっかりとした、いじめ描写がある。「いじめ」の自覚と意識と言葉自体がなかっただけなんじゃないかと思う。粗野な時代であり、現代とどちらがいいとか決めかねる。ただし、複雑な社会のさまざまな判断材料にはなりえると思う。

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著者プロフィール

【丘修三・作】  1941年熊本県生まれ。「ぼくのお姉さん」で児文協新人賞、坪田賞受賞。「少年の日々」で小学館文学賞受賞。

「2015年 『おばけのドロロン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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