ふしぎ駄菓子屋 銭天堂18

著者 :
  • 偕成社
4.10
  • (25)
  • (18)
  • (17)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 408
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036357802

作品紹介・あらすじ

駄菓子の商品会議で、企画が出なくなった招き猫たちに、紅子は過去の思い出を語りはじめる。なにかアイデアの参考になるかもしれないからだ。紅子はそのむかし、行商スタイルで、ひとり駄菓子を売っていた。
この巻では、エピソードごとに、その時代の紅子の思い出が語られる。
・妖刀糖(戦国時代)
・舌鼓(江戸時代)
・写し柿(江戸時代)
・夢あめ(大正時代)
・育て手(昭和 高度成長期)
・景気ケーキ(昭和 バブル期)
最終話は、紅子と墨丸の出会い、銭天堂のお店をかまえるまでを描く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2023年最初の読了本はこちら!!

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    金のまねき猫たちと、新商品開発会議を開いている紅子。
    しかし毎回毎回いいアイデアが出るとは限らない…
    そこで紅子は、アイデアのヒントになればと過去の駄菓子のエピソードをまねき猫たちに話し始める…

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    最初のエピソードはなんと戦国時代!
    そんな頃から生きている紅子っていったい…(汗)
    目次には各時代の紅子ファッションがかわいく並んでいるのも見どころの1つです。
    時代の流れを追いつつ、黒猫・墨丸との出会いや、行商をしていた紅子がなぜ店舗を持つようになったのか?銭天堂の名前の由来などなど、紅子の歴史がつまっている1冊でした!

    ラストにはまたまた不穏な影がちらちらと…
    てかまだアイツ、紅子たちのこと諦めてなかったんか…なかなかのネバネバしつこさ…!
    負けないで紅子〜!!!

  • 昔話巻

  • 今回は外伝?0?それとも-1.0?(´・ω・`)紅子さんと墨丸が金のまねき猫さん達と銭天堂を開く前のお話(^^)バブル期にヘアスタイルを気にする紅子さんの挿し絵がとーっても可愛い(*´∇`*)今回の欲しい駄菓子は「育て手」かな(^^)

  • 図書館で読む。

  • 18巻は紅子さんが銭天堂を始めるまでの話だった。
    江戸時代から生きてるなんてやっぱり魔女か何かだね。
    着物と簪が現在とちょっと違う。
    時代を反映した幸運のお菓子の話は面白かった。
    次も楽しみだ。

  • 積み重なった物語
    歴史の上を
    行きつ
    戻りつ
    描いてくれたエピソードと
    多分ある
    描かれなかったエピソードと
    一番最初はなかったけど
    お店の始まりはここにある
    何があるのか
    何もないのか
    いろんなところから起きる
    幸せも
    そうでないかも
    本の些細な一瞬で変わっていく

  • 紅子が店を買うまでのお話が載っています

  • 図書館本。この巻では昔も昔の銭天堂の話が続きます。お店の名前の由来も!

  • 想像がつかないお菓子ばかりでとてもすごいと思いました。

  • 紅子が、戦国時代からいろいろな時代でお菓子を売り歩いていて、昭和になってすみ丸に会って店を構えたということがわかった。紅子は、一人でもさびしそうじゃなかったけど、家族ができてよかった。すみ丸がいてうれしいと思う。
    今回は、妖刀糖が一番印象に残った。じんろくの親方は、元々じんろくの才能を認めていたし、じんろくにまがついているのもわかっていて、観察力もある。失敗して村に帰ったじんろくをあたたかく迎えてくれた。それで、ぼくもやさしい気持ちになった。(小5)

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

廣嶋玲子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×