フィンランド (世界のともだち)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 111
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036480401

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  • 冬の白。
    夏の緑。
    フィンランドの美しい自然の色が印象深い本。
    子ども向けに作られた本だけれど、フィンランドへの憧憬を深めるにはじゅうぶん。

    フィンランド人の名前には、日本人にもなじみのものが多い。
    (ミカやサキという人名。スシは狼だったりする)
    この本の主人公カオリという名前もそういう類かなって思っていたら、カオリのおじいちゃんは日本人だった。
    若い頃に旅したフィンランドで出会ったスオミの人たちの素朴さや純粋さに魅了され、フィンランドに住み着いたそうで、カオリのお父さんが自分の子どもに日本らしい名前をつけたい、とおじいちゃんと相談して決めたのだそうだ。

    夏の章に出てくる、生のエンドウ豆!
    片桐はいりさんの「わたしのマトカ」でも読んだけれど、食べたいなぁ……
    と思っていたら思い出しました。実家の畑で採れたエンドウ豆が袋いっぱい送られてきたことを。

    ちょっと食べてみました。
    甘くて美味しかったー!けれど、毒素が含まれているので、日本で栽培されている豆は生食しちゃダメだそうです!!!キヤァ!食ベチャッタヨー!

    でも今のところ、おなかは壊してません!

  • フィンランドは楽しそう。海があって、船の運転に免許がいらない。ごはんはおいしそう。おうちもかわいい。カオリのおうちは、犬もかめもかっている。
    でも、朝8時なのに太陽が出ていないのとか、ヘッドフォンをつけて集中していいのとかにびっくりした。
    1番いいなと思ったのは、きゅう食が自分でえらべるところ。ぼくはカオリと同じ、やさい・ハム・フルーツ・ヨーグルト・クラッカーみたいなのが食べたい。
    フィンランドに行ったら、ブルーベリーのしゅうかくをしたり、バーベキューをしたりしたい。
    教室のテレビはそうじがむずかしいし、コードはからまるし、ほこりがたまるから、フィンランドみたいにプロジェクターにしてほしい。(小3)

著者プロフィール

松岡 一哲(まつおか いってつ)
1978年⽣まれ。⽇⼤芸術学部写真学科卒業後、スタジオ勤務を経て独⽴。フリーランスの写真家として雑誌、広告ファッションの分野で活躍。2020年10⽉にはTaka Ishii Photography/Filmにて写真展「やさしいだけ」を開催。

「2022年 『南琴奈ファースト写真集 ITTETSU MATSUOKA × KOTONA MINAMI』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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