- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036491407
作品紹介・あらすじ
科学×ミステリー!
学校でおこる事件のナゾを
科学の力でときあかせ!
きっと科学が好きになる短編集。
パーフェクトな小学校の児童会長・彰吾にはひみつがある。
それは、変人の理科教師、キリン先生が、じつは父親であることだ。
彰吾は、学校でおこるさまざまなナゾを、
キリン先生の科学的アドバイスで、ときあかすことができるのか!?
暗い理科準備室にひびく、わらい声の正体は? <わらう人体模型事件>
転校生がえがいた緑色の夕日のなぞ <太陽は何色? 事件>
ぬれぎぬをきせられた彰吾の運命は!? <消えたリップクリーム事件>
とつぜん赤いなみだを流す人形のひみつ <人魚姫のなみだ事件>
の4話を収録。
デビュー作にして、ヒット作「まっしょうめん!」シリーズにつづく、
あさだりんの新作です。
監修 髙柳雄一(多摩六都科学館 館長)
感想・レビュー・書評
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クールでモテモテでパーフェクトな児童会長(と、本人は信じている)彰吾の完璧な学校生活に影が。
変わり者のお父さんが講師として、学校に来るというのだ。
嫌いじゃないけど親子と思われたくない彰吾は、思春期ということにして、学校では声掛け厳禁を約束させた。
そんな彰吾と児童会室の仲間が(理科の先生のお父さんの知識をこっそり借りて)学校の事件を解決する。
ちょいと彰吾、キザすぎなんじゃないの?と思ってたら、まわりの友だちも生暖かく見守っていた。根はイイヤツだからね。
和也、頼りにならないけど、愉快な親友だぜ。
お話も、二話目、三話目とどんどん面白くなっていった。
ゆってはいかんけど、児童書であのトリックは初めて見た気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白い。科学で謎解き。まさに題名のままの内容。
連作短編で読みやすいし、理科の授業を思い出して懐かしい。基本的にでてくる子供は良い子。お父さんは少し変人?かも、好きだけど。
続きもでてるので、会長がお父さんのこと、いつみんなにいうのか、又はばれるのかも楽しみ。 -
2021.01.15