バスカビル家の犬 (偕成社文庫 3227 シャーロック・ホームズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036522705

感想・レビュー・書評

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  • 元祖、本格探偵小説ですね。
    子供の頃、動物の物語を読みまくっていたので、犬の物語かなと手にとって読んだら、探偵小説でした。
    シャーロック・ホームズを読んだ最初の本でした。
    「バスカビルの犬」はホームズを生き返らせた曰く付き小説とは知りませんでした。
    初めの出足から圧倒されて完全にはまりました。
    伝奇文学と探偵小説を融合させた、ドイルがホームズファンの熱望でいやいやながらホームズシリーズを再開させた記念すべき作品でしたから、出来映えが頗る贅沢だったのが極め付きですね。
    もちろん、ホームズシリーズは読破しました。
    子供向けでしたから長じて読み直したのはミステリーファンなら皆さん一緒ですね。
    もう一度読み直すのも良いかな。

  • 面白かった。映像化されたものもぜひ観たい

    子どものときに読んだり、観たりしていたホームズですが、大人になってから読むとホームズの新たな面に惹かれました。
    昔はクールでカッコいいという印象。
    今は、博識さと、行動力、お金の使い方、隙間時間で画廊に行ったり、オペラを観たり、外食したりという気分転換の仕方が良いなぁと思いました。
    推理小説の楽しみ方からはそれるけど…。

  • 小学生のころにこの本が学級ぶんこにあったのがシャーロック・ホームズシリーズとの出会いでした。そして今、BBC版シャーロック・ホームズドラマ「SHERLOCK」の影響で再読しました!やっぱりいいですねシャーロック・ホームズ!

  • 今までにもシャーロック・ホームズを読んでみようと何度か手にしたことがあったんですが、いつも何故か挫折…(笑)

    今回初めてひとつのお話を読み終えました。


    子供向けということで、かなり読みやすくなっていると思います。
    解りづらい言葉には訳注も付いてるし、インチやマイルなどの単位も「約○○センチメートル」と書かれているので、距離感がとてもイメージしやすかったです。

    前に読んだ大人向けの『バスカビル家の犬』にはここまで書いてなかったので、より深く物語の中に入り込めました。

    このホームズシリーズは、一話ごとに事件が解決しているのでどこから読んでも楽しめると思います。
    が、ホームズの回想などで昔の事件の話が出てくると、やはり発行順に読んでおいてホームズやワトスン博士と一緒に「そんなこともあったなぁ。」と思い更けってみたかったです(笑)


    初めてシャーロック・ホームズを読んでみて意外に思ったこと。

    その1、ホームズが皮肉屋だった。
    ワトスンいわく、「成功したときのみんなの驚いた顔が見たい」ために、ホームズは身内にすら作戦を話さない。推理も事件が解決するまで全ては話さない。
    よって事件の回想では、ワトスンが考えた推理が当たっていると「すごいじゃないか!まぁ私も分かっていたけどね」的なことを言う。この最後の一言がちょっとイラァwwwっときたが(←ェ)最終的にはホームズが居なきゃ事件は解決しなかったんだからやっぱりホームズは凄い。
    まぁ、ホームズに誉められるというのはとても嬉しいことだと思うから、愛嬌ある皮肉くらいで受け止めました。言葉巧みな方ですね、ホームズは。

    意外その2、ホームズの出番が少ない。
    この「バスカビル家の犬」では、ホームズはロンドンにいてワトスンが依頼者と一緒に事件のある場所(デボン州)に行き、手紙でホームズに報告するというやり方だったため、物語の殆んどがワトスンの推理でした。
    というのもシャーロック・ホームズシリーズは、ワトスン視点で見たホームズが描かれているので、物語の中に出てこないのはホームズの作戦だった訳なんですが……
    最後まで読んで納得出来たものの、読んでる途中はずっと「おい、主人公どこ行ったwww」状態でした(笑)



    バスカビル家の犬、面白かったです!
    私のように名作ならではの面白さを知りたい方はぜひ読んでみて下さい^^

  • これはシャーロックホームズのお話です。
    長編ですがわかりやすい話です。
    とてもおもしろいお話です。
    ぜひ、読んでみてください。

  • 子供向けの文庫なのでやはり読みやすい(笑) やはりシャーロック・ホームズの世界はいいですね(笑) 長編の中ではバスカビル家の犬が一番好きです(笑)

  • (1998.06.10読了)(1998.06.07購入)
    (「BOOK」データベースより)
    濃霧のたちこめる西部イングランドの荒野に青い炎で身をつつんだ伝説の魔犬があらわれた。バスカビル家の当主ヘンリー卿がその魔犬におそわれる…超常現象への恐怖を利用した犯罪に挑むホームズ。息づまるサスペンスと推理でシリーズの最高傑作といわれる長編、完訳版。小学上級から。

    ☆コナン・ドイルさんの本(既読)
    「シャーロック・ホームズの冒険」コナン・ドイル著・延原謙訳、新潮文庫、1953.03.31
    「回想のシャーロック・ホームズ」コナン・ドイル著・阿部知二訳、創元推理文庫、1960.08.19
    「名探偵ホームズ 赤毛組合」コナン・ドイル著・日暮まさみち訳、講談社青い鳥文庫、1996.05.15
    「名探偵ホームズ まだらのひも」コナン・ドイル著・日暮まさみち訳、講談社青い鳥文庫、1996.12.15
    「名探偵ホームズ 消えた花むこ」コナン・ドイル著・日暮まさみち訳、講談社青い鳥文庫、1997.05.15
    「名探偵ホームズ 緋色の研究」コナン・ドイル著・日暮まさみち訳、講談社青い鳥文庫、1997.12.15
    「四つの署名」コナン・ドイル著・各務三郎訳、偕成社文庫、1998.05.

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