十三階の海賊たち (偕成社ミステリークラブ)

  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037000103

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  • バッドはエレベーターに乗り、あるはずのない十三階におりた。それが三百年前の海賊たちと紅海の財宝をめぐる争いにまきこまれていくはじまりだった。

  • 存在しない13階にエレベーターが止まった。ドアを開けるとそこは…。
    タイムトラベル物はアトリーの「時の旅人」も気になる。ラストがユーモアがあってとてもすき。

  • 少年バッドの元に不思議な電話がかかってくる。自分を弁護してくれという少女。その電話に導かれるように、バッドはエレベーターであるはずのない13階に降り立つ。扉の向こうは300年前の海賊船。そして、目の前に現れた海賊はご先祖様だった……!
    作者の奥さんのご先祖様が魔女裁判にかけられていた、という資料を発見したのが執筆のきっかけだったとか。現代っ子バッドがご先祖様の海賊と共に大冒険を繰り広げる上に、姉のリズ(弁護士)は魔女裁判にかけられた少女を救うべく裁判に臨む。とても愉快なお話です。

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著者プロフィール

1920年、ニューヨーク・ブルックリンに生まれ、カリフォルニアで育つ。少年時代は奇術師を志し、マジックショーの一座と各地を巡ったこともあるという。その後地方紙の記者などを経て、作家となる。79年「Humbug Mountain (ペテン師山)」でボストングローブ・ホーンブック賞を、87年『身がわり王子と大どろぼう』(偕成社)でニューベリー賞を受賞。ほかに『ジンゴ・ジャンゴの冒険旅行』『マクブルームさんのへんてこ動物園』(以上 あかね書房)など、ユーモアたっぷりの作品を数多く発表している。

「2007年 『かかし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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