私のアンネ=フランク (偕成社の創作文学(29))

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  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037202903

感想・レビュー・書評

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  • 蕗子、直樹、ゆう子の三人がそれぞれに、日々の暮らしの中で、(人類の)歴史や過去に向き合うきっかけを得て、考えを深めるという小説。答えはない、と思われることに対してどう考えるか、答えではなく向き合い方が示されているように感じた。

  • 小学校の図書室で読んだ
    くりかえしくりかえし読んだ

  • いわれなきにくしみの、いつの間にか流される日常の、忘却の、恐ろしさと悲しさとキケンさを日常生活の中に描き出した秀作。直樹とゆう子という兄妹の成長と共に語りつがれる日本人の過去、罪。次の世代に必ず伝えていかねばならない本です。

  • 「直樹とゆう子の物語」。テーマは“アンネの日記”に絡めたユダヤ問題。
    この作品は娘・ゆう子と、母親・蕗子の日記形式で進められ、兄直樹は間接的に登場する。

著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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