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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037202903
感想・レビュー・書評
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蕗子、直樹、ゆう子の三人がそれぞれに、日々の暮らしの中で、(人類の)歴史や過去に向き合うきっかけを得て、考えを深めるという小説。答えはない、と思われることに対してどう考えるか、答えではなく向き合い方が示されているように感じた。
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小学校の図書室で読んだ
くりかえしくりかえし読んだ -
いわれなきにくしみの、いつの間にか流される日常の、忘却の、恐ろしさと悲しさとキケンさを日常生活の中に描き出した秀作。直樹とゆう子という兄妹の成長と共に語りつがれる日本人の過去、罪。次の世代に必ず伝えていかねばならない本です。
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「直樹とゆう子の物語」。テーマは“アンネの日記”に絡めたユダヤ問題。
この作品は娘・ゆう子と、母親・蕗子の日記形式で進められ、兄直樹は間接的に登場する。