三国志 4 天命帰一の巻

著者 :
  • 偕成社
4.05
  • (7)
  • (7)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 93
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037442903

作品紹介・あらすじ

「白帝城、南蛮平定、北伐、そして司馬一族の台頭」劉備から蜀をまかされた諸葛孔明は南蛮を平定するため、みずから軍をひきいて出陣。南蛮王・孟獲を七たびとらえて七たびはなち、心服させる。魏の都を攻めおとすべく孔明は北伐を開始。「出師の表」を献上し、天水・安定・南安の三郡をとり、また魏の知将・姜維を仲間にくわえる。魏では重臣・司馬懿が政権を掌握しつつあった…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全4巻を読み切ったー!本当に読みやすく、他の三国志作品に興味が湧くような良書だった。死ぬまでに読みたい話が叶った♩

  • これも良いです。読みやすいし。全4巻ですが、蜀も魏も呉もほろびて晋の時代が始まるってとこまで書かれてる。
    秋風五丈原でおわってる本がおおいんよねえ。
    三国志の本ってたくさんでてて、いろいろ読みました。
    三国志演義の原文はもちろん読んだことないけど、編訳者・作者によってまとめかたがちがってたりしておもしろいよね。


    あとがきを読んでたら、「後出師の表」が後世につくられた贋作だとか。
    そして「魏志倭人伝」という書物は存在してなくて、実は正史である陳寿の「三国志」の中にある記述のことをいうんだってね。初めて知った。

  •  劉備から蜀を任された諸葛孔明は、自ら軍を率いて南蛮を平定し、
     魏の都を攻め落とすべく北伐を開始。
     魏の知将・姜維を仲間に加えたが、曹操亡き魏では、重臣・司馬懿が
     政権を掌握しつつあった。天下は誰の手に…。

     ようやく三国志を読み終えることが出来た。
     四巻では、関羽に続いて張飛も死に、劉備は悲しみのあまり理性を
     失ってしまう。劉備から後を託された諸葛孔明は、北伐を繰り返すが、
     勝利をおさめることはできず、後を姜維に托して没した。
     その間、換羽、張飛の息子たちも立派に成人して戦うのだが、戦死して
     しまう。劉備の息子、劉禅は無能で、ついに蜀は滅びてしまった。

     一応、三国志をざ~っと読んだんだけど、わかったことは三国が「魏」
     「呉」「蜀」で、諸葛孔明がいかにすごい人だったかということと、どういう
     時代でも頂点に立つ人以上に、それを支える「軍師」の能力が偉大か
     どうかで将来が全然違うということ。
     それ以外では、「中国の故事」についての知識が増えたことかな?
     そのほかは、本当に殺し合い、裏切り、賄賂・・ばっかりで、ちょっと食傷
     気味だった。まあ、これで、三国志の話がどこで出ても、一応話の輪に
     入れるかな・・。

  • 劉備と孔明が死んでしまい、本気泣きしてしまった一冊。
    本気と書いてマジと読むぐらい泣いてしまった。

  • 1/17読了。

全5件中 1 - 5件を表示

渡辺仙州の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×