黒魔女コンテスト

  • 偕成社
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本棚登録 : 98
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037446802

作品紹介・あらすじ

偉大なる魔法使い「恐ろしのアリマン」は、ある朝、自分が心底みじめな気持ちでいることに気づいた。悪と闇と黒魔術の世界を守りつづけていくことにもうすっかりつかれはててしまったのだ。そこで、とうとう、長年の独身ぐらしをあきらめて、あとつぎを育てるために、コンテストを開いて、もっとも黒い魔法をおこなった魔女を花嫁にすると発表した。あこがれのアリマンと結婚できるときいて、色めきたった七人の魔女たちが集まってきたが、それはアリマンの予想をこえる個性的な顔ぶれだった。

感想・レビュー・書評

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  • 偉大なる魔法使いアリマンは後継者を育てるため、黒魔女を集めて花嫁を決めることにした。
    いつものイボットソンのパターンなのですが、それが楽しく面白くハッピー、ブラックで破茶滅茶で温かい。ああ面白かったと本を閉じる喜びを堪能できます。

  • 大好きなエヴァさんシリーズ!(別にシリーズじゃないんですが;;)がっつりハードカバー児童書ばんざーい!!
    相変わらず表現はリアルなのにしっかりファンタジー。綺麗などんでん返しと、まるっとしたおさまり具合が最高です。

  • 自分たちの赤ちゃんが黒い魔法使いになるとわかると立派な魔法使い(黒)に育てようとするし、白い魔女が黒い魔女に成りたがってるし、黒い方が偉いと思われてる世界なの?

    黒くなりたいと思っている心優しい白魔女・ベラドンナも、助けてくれたベラドンナの為に一所懸命なテレンスも可愛いけど、黒い大魔法使いなのに清潔なのが好きなアリマンも可愛い。
    もちろん、しっぽのあるリードベター氏もひとつ目のレスターも〈魔法使いの番犬〉も可愛くて好き。

    最後のオチが何とも面白い!

  • 黒魔女コンテストという名前が気になり借りてみました。素直に面白かったと言えるものだと思いました

  • 「恐ろしのアリマン」「北の大魔法使い」と呼ばれる魔法使いアリマン。悪と闇と黒魔術を守ることに疲れ、ジプシー女に占ってもらったら、新しい大魔法使いがやってくるという。喜んで待っていたが全く現れないので、後継者をつくるためにコンテストを開いて、黒い魔女と結婚することにした。しかし集まった魔女達7人はどれも難ありで。それぞれの黒魔術の発表が始まった。

    魔女達は「使い魔」をつれてるんですが、それがタコだったり、なにかと出てくる生き物が読んでてきもちわるい。
    しかし、話の展開は面白い。特にこのアリマンがいいね。

  • 個性的なキャラクターが大活躍していて、読み応えがありました。

  • 教室においてあったのでなんとなく読んでみた本。
    意外と面白くて(魔女の性格とか、てんやわんやなとことか)
    何回も読みたくなっちゃう本(笑)

    なんだか情景が目に浮かぶようで
    読んでいて楽しかった❤

  • 児童小説。魔女ものはやはり面白い。勧善懲悪になり得ないのもいい。
    子供のころ好きでよく読んでたので、とても懐かしい。
    この本は黒魔女たちの恐ろしいけど憎めない性格がうまく描けている。可愛くない使い魔たちもいい。
    他のキャラも素敵で個性的。ビジュアル可しながら読むのがとても楽しい本だ。
    しかし孤児院での陰湿ないじめや、子供の絶望も丁寧に織り込まれている。
    そういう意味でも子供にこういう本を読ませるべきだと私は思う。

  • ハロウィーンの頃、魔女の小説を探していてみつけた本。

    黒魔女になりたい白魔女が主人公のほのぼのとしたファンタジー。

  • 偉大なる魔法使い「恐ろしのアリマン」は、ある朝、自分が心底みじめな気持ちでいることに気づいた。悪と闇と黒魔術の世界を守りつづけていくことにもうすっかりつかれはててしまったのだ。そこで、とうとう、長年の独身ぐらしをあきらめて、あとつぎを育てるために、コンテストを開いて、もっとも黒い魔法をおこなった魔女を花嫁にすると発表した。あこがれのアリマンと結婚できるときいて、色めきたった七人の魔女たちが集まってきたが、それはアリマンの予想をこえる個性的な顔ぶれだった

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