- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037500405
作品紹介・あらすじ
今、明かされる大呪術師トロガイの過去と"花"の夢。人の夢を必要とする異界の"花"が開花のときをむかえた。夢にとらわれた者を救おうとして、逆に魂を奪われ人鬼と化したタンダを女用心棒バルサはとりもどすことができるのか。路傍の石文学賞、巖谷小波文芸賞受賞。
感想・レビュー・書評
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シリーズ、二と三 一気読み。
『花』に囚われた、一の后、タンガ、そして
チャグム。
あれから成長をみせたチャグムの皇太子としての
生き様も頼もしい。
バルサの苦悩も闘いもまだまだ続く。
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(2014年10月21日 再読)
トロガイの過去とも深くかかわる、夢に囚われる不思議な花のお話。
タンダが命を懸けて頑張ります。
バルサとタンダの口には出さないお互いを想う気持ちがいいよね。
チャグムとの束の間の再会もあり、彼の成長が感じられる部分もあり、これからだねー。 -
チャグムがゆめに閉じ込められてしまったりいつもバルサが活躍していたがこの本ではタンダが活躍していてナユグの事も沢山しれて色んなことがあきらかになってドキドキしました。
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呪術師トロガイとタンダの呪術師になった経緯がよくわかった!
チャグムとバルサが久々に会えた場面が個人的には1番感動した。 -
2021.01.01.読了
守り人シリーズ第3弾
トロガイとタンダの話
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守り人シリーズ。
今回はバルサの盟友であり同志であり、思い人でもあるタンダとその師匠のトロガイの物語。
夢の世界に閉じ込められた、様々な思いを解放するための戦い。
闇と光は、湖に移る理想郷のように表裏一体、どちらが本物の思いなのか・・・と、思う。 -
守り人シリーズ3冊目。
トロガイ師の過去に迫ります。
最初名前が出て来た時に男性だと思っていた自分が懐かしい。
チャグムやシュガ、帝の隠密部隊も登場し、一作目好きな方には嬉しかったと思う。
花や花の守り人を主軸にしつつ、裏テーマは恋愛だと思っている。
個人的にはバルサとタンダの恋愛(?)の行方がとても気になる!!
バルサがより自覚したって事で進展あるのかな?
そしてバルサの『ガキの頃は不幸を呪っていたけれど、幸福を認める気になったのはこんな年になってからだ』ってセリフがささる!
あんなに強くて格好良いバルサも色々な人や戦いを経て、情緒面でまだ成長(?)していくんだなぁ…って。バルサ可愛い。
トロガイ師が最後にタンダやユグノに語る台詞がひたすらに優しい…。