ハリネズミと金貨: ロシアのお話 (世界のお話傑作選)

  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039638106

作品紹介・あらすじ

森の小道で、ハリネズミのおじいさんが金貨をみつけました。年をとって、冬ごもりのしたくもたいへんになってきたので、この金貨で干しキノコでもかおうと、さがしはじめたのですが、みつかりません。-ハリネズミのおじいさんが、つぎつぎとであう動物たちは、みんな思いやりにあふれています。本来のお金の意味、人と人が寄り添って生きることの意味を思い出させてくれるロシアのお話です。5歳から。

感想・レビュー・書評

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  • 優しさの連鎖。絵のタッチも温かい。

  • ほっこりと心があたたかくなるお話。金貨を拾って必要なものと交換してもらおうとするハリネズミ。みんなの優しさで金貨を使うことなく必要なものがそろってしまう。結局必要なだれかのためにもとの場所に金貨を置いていく。お金よりも大切なものに気づかされる。

  • 6歳6か月の娘へ。

  • 大事なのはお金だけじゃない
    お金の本質を教えてくれる本

  • 人のためにというテーマ とてもいい話

  • たまたま手に取った絵本が今の世界情勢を深く考えさせられるもので、自分でも驚いている。ウクライナの作家さんの作品。絵はロシアの方。

    子供にも大人にも伝わりやすい内容で人との繋がりを大事にしようと思える一冊。

  • お金ではないやりとりが絵の配色と共に温かさを感じます。最後にお金をまた道端に置いていくシーンも印象的。
    あとがきを読み、この絵本の背景を知り、とても感慨深かく思った一冊。

  • ウラジーミル オルロフ (著), 田中 潔 (著), ヴァレンチン オリシヴァング (イラスト)

  • お金に価値があるわけじゃない。困っていたらいつだって当たり前に助けてくれる人が周りにいてくれることに価値がある。きっとハリネズミ自身がそういう気持ちを持っているだろうし、だからこそ周りもそうで、社会もそういうものなんだろう。行いは巡り巡る。そういうところが大事だということを大人はどれだけ子どもたちに伝えられているのか。いや、大人自身もわかっていないかもしれない。何でも過多で物も情報も溢れる今の時代にこそこういう精神を持っている人間にならないとなと思う。

  • 4年生への読み聞かせに。

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