- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040643090
作品紹介・あらすじ
心と体にぽっかりとあいた、満たされない「穴」はどうすればいいの?
それぞれの”レス”をほろ苦く描く、フィクションコミックエッセイ!
フリー編集者のハルヒは、夫・マサルと中学生の娘・アラタの3人暮らし。気づけば夫とは何年も”レス”状態が続いており、虚しさを抱えていた。
ハルヒの職場である編集プロダクションでの修羅場中、同僚のミヤコがぽつりとつぶやく。
「人間の三大欲求、食欲・睡眠欲・性欲のうち、食事と睡眠グッズはいろいろ試せるのに、どうして性欲だけは”手持ちの駒=夫”だけで満足しなきゃいけないの?」と。
実は、ハルヒだけではなく、ミヤコ、そして編プロ経営者のヒカリも、パートナーとの触れ合いに行き詰まっていて…。
現代の夫婦の在り方をじわりと問うリアルな展開に読者騒然!
レス夫婦の行きつく先は、離婚か、それとも…?
感想・レビュー・書評
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サラッと読めた。
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男の視点なので、そもそも外れてるかもしれませんが。
登場人物は様々な背景を持っているが、いずれも『こうあるべき』が強すぎるきらいがある。フィクションエッセイとのことだが、集約すると一人に行き着くような。そのため、共感できるような、できないようなモヤモヤした進行が続く。正直、読後なにも解決しない。もっと話し合えていたら〜的な雰囲気は醸していたが、そもそも『こうあるべき』のすり合わせや、変えられないことができない人達に妥協点は見いだせないだろう。せいぜい、100のやり取りのうち、2,3個に共有できることが見いだせたねくらいにとどまっている。
主人公の女性だけの職場。割と本音でやり取りしていて、仕事上での人間関係の悩みがなさそう。だが、仕事中に余計なこと考えすぎだし、そこにおける相手の価値観否定しすぎだし、仲が良いとは言えなくて凄い。
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kindle unlimitedで読了。
主人公が言いたいことを溜め込むタイプで、溜め込みすぎる故に被害者意識を募らせてしまうところが自分と重なった。自分は客観的に見たらこんな感じなのか… -
本としてはアリなのだろうけど故にアリがちでアリ
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2020.10.10 朝活読書サロンで紹介を受ける。
http://naokis.doorblog.jp/archives/reading_salon_163.html -
人間が酷いことをするのは、きまって想像力が欠如したとき。
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セックスレス夫婦に関するエッセイ。
お互いに分かり合っているなんて幻想だ。
「分かってくれない」
分からせる努力もせずに駆け引きしてしまい結果相手を傷つける。
そしていなくなって知る大切さ。
例え喧嘩になっても思ったことは伝える。
それが夫婦生活でなによりも大切であると感じた。 -
読了。読み終わって、清々し気分になった。