魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 5 (MFブックス)
- KADOKAWA (2020年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040649412
作品紹介・あらすじ
友人、商会、騎士団。仕事を通じて“人との繋がり”を広げていく女性魔導具師のダリヤ。
彼女は、新たにオズヴァルドから魔導具師としての教えを受け、素材となるスライムの養殖場では研究主任イデアと意気投合する。そしてヴォルフの兄・グイードや彼の従者ヨナスとの出会いによって、ダリヤの縁はますます広がっていき――。
「スライムの養殖成功と、これからの魔導具開発を祈って、乾杯」
微風布や泡ポンプボトルの流行に制作の下請け拡大と、ダリヤの自由気ままな魔導具開発は、彼女の想像を超えて王都の人々の暮らしを豊かにしていて!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、成長と発展の第五弾、開幕!
感想・レビュー・書評
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魔導具師といいながら、食べることに関する話が多いね。今回の道具の工夫は、大猪を撃退する噴霧器ぐらいかな。ああそうそう、毎回魔剣というのもあるな。ヴォルフの兄のグイードに会うのがあるけど、貴族のしたたかさというのが描かれている。一夫多妻というのが出てくるが、なんか嫌だな。物語を貶めているような気がする。
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婚約破棄されたことを機に、自分の好きなように生きると決めた、転生者である女性魔導具士ダリヤ。
今巻は、父カルロの後輩である、貴族でもある先輩魔導具師オズヴァルドの講義が本格的に始まる。オズヴァルドの息子も出てくるんだけどかわいい。それから、友人ヴォルフの兄と兄の従者でヴォルフの先生になるヨナスとダリヤが対面したり。新たな出会いとそこからつながるあたたかな関係性がすごく素敵。
今回は、一般的にものすごく恐れられる魔物が、もはや食材として描かれてて、しかも討伐の実働の魔物討伐部隊の面々だけでなく同行の神官たちもそれに嬉々としてたりなど、愉快なところも多くて楽しかった。ダリヤはものすごく不本意だと思うけど、外野としては「いいぞーもっとやれー!」って気にすらなる(笑) -
森大蛇も大猪も食材!
5巻。オズヴァルドに魔道具師の技術を教えてもらったり、ヴォルフのお兄さんに会ったり、スライムの養殖場に行ったりしますが、最後、魔物討伐部隊が大豚牧場で大猪を倒したシーンが一番印象に残りました。
遠征コンロのおかげか、魔獣を倒したら即焼いて美味しく食べます。
モチベーションが上がりますね。 -
遠征用魔導コンロ魔物討伐部隊への納品の件が成功して男爵推薦確実のダリヤ。ヴォルフのお兄さんとの面会も成功していい後見になってもらえそう。イヴァーノの画策?で窮地に追い込まれていたオルランド商会。貴族の権力が大きい世界だとそうなるよねー、オルランド商会長はバカな弟と筋を通さなかった母親のせいでかわいそうに。本はずいぶん高価なのね。恐れられた魔物も魔物討伐部隊からは食材扱いなのがおかしい。
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アンケート用こぼれ話『魔導具師と騎士達の夕食会』ドリノとランドルフを呼び緑の塔で夕食会。
このアンケートで、好きな人物の選択肢にヨナスが居ないのは間違いでは?表紙にだっているのにー。
初出の『大豚牧場と大猪』が良かった。中二ネーム大好きなエラルド神官が意外と好き。 -
web版既読。ジルド様、いいっ!!(萌)討伐隊長と同等の力(剣の腕前)をもつ財務部長素敵すぎる。オイシイとこをもっていくのも年の功よね(違)ヴォルフは周りに外堀を少しずつ埋められてるのに気づいてないし。このままだと皆が落ち着かないよ!?(笑)ヨナス先生も素敵ですね。でもウロコむしるのはやめてー(笑)