神さまのいる書店 想い巡りあう秋 (ダ・ヴィンチブックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 183
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040650876

作品紹介・あらすじ

第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉受賞。感動の書店ファンタジー、待望の第三巻!

「まほろば屋書店」でアルバイトをはじめてから1年、高校3年生になった紙山ヨミは悩んでいた。受験に進路そして、恋愛。両想い(?)のはずのサクヤも、なんだか近頃は素っ気無く、すれ違いがちな毎日。
アドバイスを求めてヨミはバイト先の店主・ナラブに相談を持ちかけた。すると、彼は、一つの思い出話を語りだす。それは、不器用な思春期の少年が、とある美しい「旅人」と出会う物語だった――。

感想・レビュー・書評

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  • 勝手に春夏秋冬で全4巻だと思い込んでましたが完結…ですかね?主人公が進路に、恋に思い悩むのがリアルだしちゃんと考えて答え出したのも偉い。あと本に恩返しって考え方が本当に好き。ナラブさんも良かったね。まほろば屋書店のはじまりがわかって驚きもありましたが大団円でした。読んで良かったです。この巻だけ文庫化されてないみたいなのでしてほしいです。

  • なんだかなぁ

  • sg

    作者さんだけじゃなくて、本にも直接お礼を伝えられたらなぁ

  • 10年も思い続けたまほろ本の彼女との再会は情熱的な思いなのに爽やかな恋の感じでほっとする。ミヨの進路に悩むところもサクヤとの関係も何もかもが優しく爽やかなお話し。

  • 書店ファンタジー3作目

    1・2作目があるのを気づかずに3作目から読んだせいか
    いまいち、世界に入れず
    文書の色が茶?っぽく黒い印字に慣れている自分には薄く感じ目がショボショボ…
    1作目を読んでみないことには…

  • 今回は「謎の人」ナラブの話が中心。何故、この不思議な書店を開くことになったのかが語られる。
    大切な何かを必死に探そうとしたり、守ろうとしたり...。諦める方が簡単なのに、やり続けるのはすごい。
    ヨミとサクヤも悩みは尽きない。「両想い」だったことは分かっていても、時間が経つと不安になるよなぁ。伝えるって大事だと思える話だった。

  • 2019/3/9(土曜日)

  • 進路やサクヤとの関係に悩むヨミ。
    そういう悩みがなんだか甘酸っぱい。
    ナラブとコトハが、もう、もどかしいやら、こちらまで
    恥ずかしくなるやら。
    忠実な執事のトジも好きだわ。
    大団円の雰囲気だけど、次作があるのを期待。

  • なんとなく気になってしまう。主人公ヨミを通して自分自身についても考えるきっかけになった。

  • 毎年想い出すのは自分の元を去った想い人の事。
    年齢を重ねる事に過去の後悔は付き物だと思うが、これを乗り越え次に生かせたのならこの後悔は大切な出来事の一つになるのだろうな。
    いくら状況からして確定事項だったとしても、しっかりと言葉にしなくてはお互いの思い違いになってしまうんだろうな。

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著者プロフィール

1985年宮城県生まれ、東京農業大学卒業。大学図書館司書をしながら執筆活動を行い、2014年「神さまのいる書店 まほろばの夏」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞しデビュー。
著書は『後宮妖幻想奇譚 鳳凰の巫女は時を舞う』(双葉社)、『リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった』(SBクリエイティブ)、『食いしんぼう魔女の優しい時間』(光文社)など多数。

「2022年 『陰陽師学園 ~式神と因縁の交錯~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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