- Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040652153
作品紹介・あらすじ
個性際立つ人が多い芸術学部――その中でも尾崎流星(18)が入ったのは、
強烈な生徒ばかりの「俳句ゼミ」で!?
切れ字って? 季語って? 淡々とした性格の流星と濃ゆ~い俳句ゼミメンバー俳句は果たして上達するのか。
『ガイコツ書店員 本田さん』の本田が描く、本格<俳句>青春グラフィティ!!
感想・レビュー・書評
-
再読。自分は小説も詩歌もやるが、俳句だけは相容れないので勉強のために購入。もとはLINEマンガで本田先生が描くと知り、内容はよく知らないまま読み始めた。
いちばん共感できるキャラクターはぶっちぎりで薺さん。WEB小説をひそやかに公開し、めったにこない感想に一喜一憂、まさしく情緒のジェットコースター。ただ薺さんほど感受性豊かではないので、人格否定された……と落ち込むことはない。顔にも出ないので、流星くんのように講義で集中砲火されたとしても、心では「うおおおおお……」とHPゲージがザックザク削られているが、「……あっす」(無表情)で終えられるので他人にはサイボーグと勘違いされがち。薺さんの気持ち超わかる。
短歌をたくさんやっていたときに、Skypeかなにかの歌会に積極的に出ていたのを思い出す。わたしはもとが小説書きなので、坂本先生のいう『散文的』な歌しか作れていなかっただろう。めちゃくちゃ酷評されることも多々あったので、春信くんがゼミでの批評会に「心の準備が!!」となったのもすげーわかる。
俳句はまだまだ掴めないが、1巻読後の心情をひとことで示すなら「坂本先生のゼミに入りたい」である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
俳句の世界を楽しくのぞき見出来る楽しい漫画だった!
春信くん……推せる。
握手を求めて下げられたのに斬新って返したり
「何ひとつ聞いてなかった」に「んも〜任せて!!何度でも言う!!」って返したり、受け止め方がほんと好き〜。
押しつけないでゆるく受け流すかんじの流星くんとのやりとり(たまにバッサリ切られる)にほっこりする。
薺さんの長文感想は見覚えがありすぎる文章で笑ったし、航太郎くんの動揺ところとか、どころ散りばめられた小ネタと言葉のセンスがとても良い。
それにしても俳句ってすごいよね。17音に世界を込めるってすごく難しい。
「言いたいことを欲張ると流れがぶれてとっ散らかる」とか、「自分ではこだわって使った言葉こそが超足でまといになってたりする」とか分かりすぎる。 -
俳句という題材の面白さに加えて、この先生の価値観が好きだな〜と感じるシーンが多々あって惚れ込んでしまった……
-
とても面白かった!
俳句習いたい。 -
ミッ●ー
-
不思議な作品
多様性あり -
おもしろかったー!芸大文芸学部の人々が、はじめて俳句に触れていく話 創作する人には馴染みのある感情ではなかろうか
-
俳句の基本としても最高にわかりやすい本です!
俳人の堀本裕樹さんが監修してくださっているので、分かりやすいのはもちろん、漫画として面白いです。俳句に興味ない人こそぜひ! -
読みたかったやつkindleunlimitedにあった
超おもしろ〜!!オタクはなずなさんに感情移入すること間違いなし -
いやめちゃくちゃおもしろいな!!!笑
俳句って勝手に難しいと思ってたけど、すごい身近に感じた。キャラクターもめちゃくちゃ個性的なのに身近に感じられてすごい好き。