異世界おじさん 1 (MFC)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040653686

作品紹介・あらすじ

17年間の昏睡状態から目覚めたおじさんは、異世界からの帰還者だった……。甥っ子たかふみと共同生活を始めたおじさんが語る、新感覚異世界&異文化コメディ!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    17年間の昏睡状態から目覚めたおじさんは、異世界からの帰還者だった……。甥っ子たかふみと共同生活を始めたおじさんが語る、新感覚異世界&異文化コメディ!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • タイトルどおり異世界から出戻ったアラサーおじさんがユーチューバーとして一山あてようと甥を巻き込んで試行錯誤する話。
    なろう系異世界ものは腐るほどあれど、異世界帰りの後日談をシュールなギャグと脱力ノリで綴るスタンスが楽しい。しかもチート能力で無双するんじゃなく、目標はユーチューブ―の再生数何万越えとか、非常に卑近な……失礼、身近なものになってるのがしょっぱリアル(しょっぱい+リアル)で笑える。

    おじさんは本当そのへんにいそうな小汚いビジュアルなのだが、女の子の画力は妙に高く、そっち方面でも萌える。個人的に衝撃を受けたのは藤宮。
    一応はヒロインポジなのに、ヒロインの子供時代をあそこまで不細工に描けるなんてすげえ……感動した。
    セガサターンへの愛情もあふれており、当時遊んだユーザーはノスタルジックな感傷と共感の嵐に揉みくちゃにされることうけあい。
    そしてこのおじさん、フラグブレイカーである。
    異世界での冒険の回想がちょくちょく挟まれるのだが、美少女といい雰囲気になりかけたり、仲間ができそうになるたび斜め上に妄想が暴走してせっかく立ったフラグをバキバキへし折りまくる。
    その周囲との温度差と、ブレなさすぎて「なんでー!?」と絶叫したくなる生き方を一周回って応援したい。

  • 表紙詐欺…っ! …いや、まったく騙されてないけど、なんなんだこの…強烈な「そうじゃないだろ…っ」感…!!

    表紙に惹かれて購入。
    …いや、裏表紙もちゃんと見たので、話の大筋は分かってたはずなんですが…。
    それでも物凄い「あああああああ……っ」ってなるんですよねぇ、これ。
    いやもう、とりもなおさず主人公(?)・おじさんの残念さが極まっててやりきれないったらありゃしない。
    確かに、色々もったいない残念なキャラってのは微笑ましく、時には応援してしまったりするものですが、度を過ぎるともう…目も当てられない。…一周回って芸術的だとすら思うほどに…いやいや。

    異世界転生、というもはや定番のネタを更に一段進めて、異世界からの帰還者というかなりおいしい設定を盛り込んでるっていうのに、おじさんの想像を絶する残念さで全部台無しにしてるのが醍醐味ですねぇ……と思ってもいたたまれない…いたたまれないんだ…!


    物語的にはエルフさんが悲劇のヒロインなんだけど、個人的にはメイベルがモスト可哀想。
    いや、いくら何でもそれでいい笑顔しちゃダメだろ…ぉ。

    …確かに、確かに面白いんだけど、どうしようもなくしんどいんだー。

  • 作者の傾倒したセガ愛がすごい。そしておじさんが残念すぎるw

  • 異世界に行っていたと主張するおじさんは、マジで魔法がつかえちゃって……でもこれでどう自活する?というお話。異世界時代の思い出話が、おじさんの人間不信でこれだけ他の話と視点かわるんか!というのが面白い。しばらく読も~。

  • 事故で17年眠りについていた叔父が目覚めたと思いきや、彼は実は異世界に飛ばされていた。
    異世界からの帰還というテーマも昨今では使い古された感はあるが、本作が慧眼なのは主人公を帰還者の甥としたところ。いわゆる「何をしてるかわからない親戚のおじさん」が実は凄い能力を持っていて、しかもコミュ障でSEGA信者、17年も眠っていたのでジェネレーションギャップが凄まじいというチグハグさから生まれるギャグが魅力的だった。
    同時に、もともと後ろ向きな性格のために現代でも異世界でも浮いた存在として過ごしてきた悲哀さ。それゆえに他人への好意にまるで気づけ滑稽さがおじさんを「変なオッサン」と括れない深みを与えていると思う。

  • 異世界モノが席巻する昨今、カウンターのように出てきたけど、アイデアだけにならず内容も面白いので続きが楽しみ

  • ツンデレエルフが可愛くて仕方ないけど、前提としてバッドエンド(というか何も無く終わる)が決まっているので寂しい。
    漫画としての画力はちょっとイマイチだけどヒロインの決め顔が素晴らしいので、もっと読みたい…!状態。

    おまけエピソードのために買う価値あり。

  • ■書名

    書名:異世界おじさん 1
    著者:殆ど死んでいる

    ■概要

    異世界帰りのおじさんが語る、血と涙と時々ゲームな物語!!
    17年間の昏睡状態から目覚めたおじさんは、異世界からの帰還者だった……。
    甥っ子たかふみと共同生活を始めたおじさんが語る、新感覚異世界&異文化コメディ!
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    なるほど、という感じの自虐系コメディですね。
    タイムスリップ、異世界、オタク、ギャグを上手に融合させている感じです。
    なんか、読んでいて、悲しくなる感じも多いですが、絶対に異世界で楽しい生活を
    送っていないと分かってはいるからこその、読み手が感じる優越感、同情という
    感情。その2つを同時に楽しむ不思議な漫画です。

  • 表紙につられてこの女の子が沢山出てくるのでは?と期待して買った人からしたら期待値は下がります
    話の内容的におじさんが異世界から帰ってきて異世界でこんな事があったんだーで回想で女の子が出て来ます

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著者プロフィール

殆ど死んでいる(ほとんどしんでいる)
漫画家。異世界転移・転生作をパロディ化したマンガ『異世界おじさん』を「ComicWalker」および「ニコニコ静画」で連載中。同作で単行本デビューし、発売後即重版。異世界転生ジャンルをパロディ化し、往年のゲームやツンデレ要素を織り交ぜた物語は、幅広い人気と支持を得ている。2019年4月22日、『異世界おじさん』2巻を刊行。

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