- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040658384
作品紹介・あらすじ
世界規模で発生した悪霊の被害は、サン・フルーヴ帝都にも拡大していた。神殿や大神官、守護神、神術、そして多くの代償を強いる禁術――そのすべてが悪霊に立ち向かうために必要なものだったと痛感したファルマは、今一度自分がこの世界でなすべきことを模索する。
そして、女帝やエレンたちに降りかかった“呪い”を解くべく、ファルマは現代の医学知識を用いながら研究室の学生エメリッヒらと共に研究を進めた結果、その意外な正体を見つけ出した。大切な人たちを救う治療方針が見えて安堵するファルマだったが、一人の学生を襲った病が、彼の運命を変えていくことになる。
「覚えられないの……。ここ最近、何も覚えられなくなってしまったんです!」
診眼は、ファルマの持つ現代の医薬知識でも助からないと無情にも告げる。
諦めきれないファルマが、その学生の命を救うために取った行動とは――。
感想・レビュー・書評
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悪霊の帝都襲撃と防衛総力戦
聖帝の治療法の検討、ナタリーの病と脳手術、神薬の作成
神術がないエンランド王国
病気や薬、治療の描写はプロが監修してるからガチ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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6巻最後の熱い展開からそのまま熱い展開が続いていきます。
珍しく小さい話が後半、大きい話が前半、最後に新要素ってところですかね。
続きなので、前半が熱い話なのは当然ですがね。
落ち着いたところで、脳腫瘍の治療が出てきたり。小さい話じゃないけど、前半の展開の暑さに比べるとでかいかなと。あと女帝の呪いの対処もやったり。
最後に物理で悪霊と戦う国が出てきたり。次巻はこの国がメインテーマになるのかな?
展開的に熱くなってきているので、先が楽しみで楽しみで。
この間も当然良かったです。