- Amazon.co.jp ・マンガ (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040661834
感想・レビュー・書評
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シリーズ累計70万部突破!! 『超訳百人一首 うた恋い。』4巻で描かれるのは、紀貫之、小野篁、阿倍仲麻呂、壬生忠岑、菅原道真の恋と人生。 激動の時代を真摯に生き抜いた、男たちの恋の結末は――。
今回は紀貫之が多め。貫之は土佐日記の印象の方が強かったけど、そういえば歌人でもあったんだなぁ。
椿と貫之の悲恋がすごくぐっと来た。後は小野篁と比右子と壬生忠岑と満子。篁と比右子はせっかくいい感じになったのに、その後どうなったんだろう。
壬生さんが今回一番好きだった。イケメンな上に優しいよ。その後がすごく気になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
待望でしたので、いつの間に新刊が!と嬉しく思って即購入。
今回は藤原氏ではない歌人にスポットを当てている。特には「人はいさ…」の紀貫之がメイン。
母が宮廷に仕える伎女であり、内教坊(宮廷で女舞を行う伎女がいた場所)で女性に囲まれて育ったという貫之。女性のふりをして書いた『土佐日記』、何故そんなものを書いたんだろうと自分なりにいろいろ考えてたんですが、なるほどそういう理由があったんですね!
今回もとても素敵な話だったけど、泣けなかったのでちょっと残念。
でも大好きな小町(吉子)と僧正遍昭(宗貞)が出てきたときはニヤリとしてしまいました(笑)業平も大好きなので。
藤原氏の歌人ばかりで百人一首を組むこともできただろうに、定家は衰退してしまった家の歌人の歌も多数百人一首に収録した。その中には当時の世間的にはそんなに評価されていなかったという歌や歌人もあるのに、ということは、もしかしたら、そういった家柄の歌人の歌を選ぶことも定家が百人一首を作る際に考慮していたのかもしれないですね。
そのおかげで、藤原氏の陰に埋もれてしまった家であっても現代にしっかり伝えられ、歌を享受することができ、多くの人に愛されているわけで。そういった点でも定家が百人一首を編んだ功績って本当に大きいものだなぁと改めて思います。 -
「家」の衰退。
いままでのどの巻より重く、苦しく
そして恋はやっぱり切ない。
そんな4巻め。 -
続いてほしいのだが・・・。
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*登録漏れ
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ついに買ってしまったーー!!
やっぱり面白い。
ひとつの和歌から、その時代を一生懸命生きた人々の息遣いが感じられる。
小野篁の話がよかったなぁ。。。
貫之もよかったけど。 -
紀貫之と椿の話で泣いた。
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万葉の世界、素敵。漫画で分かりやすい、
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百人一首の恋の歌を美しく描いているけど、今回は恋愛でも悲恋が多かったような気がする。百人一首の歌しか知らなかったので、その背景にこんな悲しい情景があったことを知ると、百人一首の見方が変わる。
ちなみにこの巻を読む前に鬼灯の冷徹で小野篁を見ていたので、ギャップにビックリ。シリアスとギャグでは同一人物でもこんなに違うのか(笑) -
比右子と小野篁の話が堪らん…!!