艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 1 (MFコミックス アライブシリーズ)

  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040662954

作品紹介・あらすじ

ストーリーを運営鎮守府の田中謙介氏自らが手がけ、さいとー栄氏が大迫力の海戦や艦娘たちの秘めた想いを描く、大人気ゲーム『艦これ』コミカライズ単行本第1巻が早くも登場!

感想・レビュー・書評

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  • これだよ!こういう艦これを見たかったんだよ!と言いたくなる一品
    原作に有る台詞を違和感なく使用しつつ、史実を背景とした要素も含んでいるために艦これファンだけでなく、大戦期の軍艦について色々知っている人は楽しめるんじゃないだろうかという作品に仕上がっている

    明確な芯となるストーリーラインが無い代わりに本作で行われているのは各キャラにフューチャーした、いわばオムニバス形式での進行
    まずは日向、次に響、金剛、蒼龍と不思議な順番で描かれるのだけど、それぞれの話を最後まで見ればなぜ彼女らが選ばれたのかが判るね

    本作は艦これのコミカライズで元ネタとなっているのは大戦期の軍艦。けれど、幾つかの艦名については現在の自衛隊に受け継がれているわけで…
    深海棲艦との戦いの中でただ戦うだけじゃなく、護り方などを学び新たな方策を欲していく艦娘達。その想いがまるで現在の自衛隊で運用されている護衛艦の数々に繋がっていくような描写には目頭が熱くなるね

    作中で護衛艦が紹介される描写にはちょっと驚いた部分も有ったけど、これによって艦これという作品のコンセプトが明確になっているように感じられた
    艦これってジャンルとしては擬人化モノに相当するんだけど、元ネタとなっているのは軍艦と現在の日本においては扱いの難しい代物。だから下手な扱いをしては戦争賛美と受け取られることもあるかもしれない
    けれど、本作で描かれているように艦娘が戦う理由を明確に「護るため」であると規定し、それが現在の「護る意志」に繋がっていると描写する
    これによって艦これというコンテンツがどのような方針を持って作られているか、よく判るようになっているね

    原作ゲームはストーリーが無いためにどういう作品か理解しづらい部分も有ったのだけど、本作を読んだことで艦これがどのような作品かなのか。その理解がより深まった気がした

  • コミック

  • 978-4-04-066295-4 161p 2014.3.31 初版1刷
    ◯アニメしか見たことなく、ゲームをしたことない人向けではないでしょうか
    アニメの原作者が原作を作ってるので違和感はないです

  • 艦これの艦娘の中から、現代の自衛隊で活躍する船舶に名を引き継がれた「彼女」たちにスポットライトを当てたコミカライズ。

    ゲーム原作者監修だけあって考察や描写は素晴らしい。
    ただ、2巻でやりたいことをやり終えたせいか、あるいは現代の船舶と艦娘との関連性の表現に限界が出たのか、個人的には3巻は少々展開に粗を感じた。

  • 日本海軍が誇る艦たちを擬人化したゲームの漫画化。
    尤も原作のゲームにはシナリオはないのだが、運営側が作ったストーリーを漫画にしたところ。
    今回は駆逐艦「響」、戦艦「日向」「金剛」、空母「蒼龍」に焦点を当てた話。

  • 艦これ遊んでたら見ないと損すると感じさせる出来。ゲームの中の台詞がこれでもかというくらい出てくる。カタパルトが不具合起こす利根には笑った。

  • 大戦時と現代で同じ艦名を有する艦をピックアップして艦娘が大戦時の存在で現代に夢、思いを叶える……そんな内容です。
    艦娘達の思いが現代の静かな海に生きている、そんな風に描かれていて思わず涙腺が緩む、素敵な漫画です。

  • 巻末にある通り万人受けでなく、万人側だったか

  • 絵はきれい。内容は公式漫画的で普通。
    帝国海軍→海自現代艦の繋ぎがあるのは面白い。

  • 蒼龍編の現代艦へのつなぎがよかった

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