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- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040676739
感想・レビュー・書評
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若年性認知症がまだ広く衆知されていない状況下で、時には自身のキャリアや交友関係を削ってでも母親に寄り添い続けてきた著者の心労は計り知れない。認知症に対する理解が進んできた現在であっても、実の家族がみるみるうちに変わっていく様をうまく受け止められないケースは少なくない。様々な葛藤がありながらも、著者のポジティブな感受性やニーズに合った介護サービスの活用で、上手にメンタルケアができているように思えた。家族視点での在宅介護のケースをまたひとつ知ることができ、今後の在宅介護支援に活かしていきたいと感じた。
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とても読みやすく一気読み!
きっと私には彼女の様な愛情深い介護は出来ない。
きっと今以上に働いて設備の整った所に預けてしまうでしょう。
私にとってはお互いにストレスを貯めて傷つけてしまわない為の選択。
文中で母親としての記憶が無くなっていく中で母親としての示す愛情になけました。
やっぱり彼女もお母さんも素敵です。