魔女殺しの英雄と裏切りの勇者 (MF文庫J)

著者 : 永野水貴

• KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年7月24日発売)

作品紹介・あらすじ

"裏切りの勇者"。-それが、ルカの師であるエスベルトの呼び名だった。魔物を引き連れ世界へ侵攻する厄災"魔女"。それを討ち倒し世界を救う"勇者"。勇者が魔女を討伐する-何度も繰り返されてきたその歴史は唐突に終わりを迎える。世界を救うはずだった勇者は、世界を脅かす魔女に下り、人類の敵となった-。人々は次なる勇者を求めた。魔女を-そして裏切りの勇者を殺せる"英雄"を。ルカは剣を振るい続ける。師匠を追い、真実を知り、師を奪った魔女を殺すために。これは決して語られざる物語。魔女と勇者と英雄の紡ぐ、この世界最後の英雄譚。

感想・レビュー・書評

[gf111さんの感想 · 2018年10月7日]

後書きの通り、需要を見誤ってたな。
暗いだけやわ。

[あまぐりさんの感想 · 2017年8月18日]

あらすじは省略。
読んでいるうちに何となく予想のつくお話ではあります。
それでもファンタジーのネタとしては面白いと思うのですが、この作者様にしてはちょっとテンポの悪い作品になっている気が。
この作者様であればもっと面白くできたような気がするなぁ、という少し消化不良な読了感でした。

[よーぐるさんの感想 · 2015年8月20日]

物語としては起承転結がまとまっており、最後の結末もすっきり終わっている印象。一方で物語の真相部分は比較的予想しやすいものだったので、この辺りの練り込みがあればより楽しめるのではと思った。

著者プロフィール

2009年『真紅の式使い』（一迅社文庫アイリス）にてデビュー。主な著作に『白竜の花嫁』シリーズ（一迅社文庫アイリス）『引きこもり英雄と神獣剣姫の隷属契約』（ＭＦ文庫Ｊ）など。

「2018年 『太陽と月の聖女 乙女ゲームの真ラスボスになって全滅の危機です』 で使われていた紹介文から引用しています。」