モーテ ‐夢の狭間で泣く天使‐ (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040679594

作品紹介・あらすじ

遺伝子の罠――数万人に一人が罹り、必ず十代の内に自殺へと追い込む奇病・モーテ。一人の亡霊をめぐる切なさに満ちた事件の真相が曝かれ、モーテの子らを収容するホテル・グラティアに平穏が戻ると思われていた。しかし、天真爛漫な少女・アミヤがモーテを発症し、自死へのカウントダウンがはじまってしまう。荒んでいく彼女を見かねたダンテはグラティアを脱走し、彼の故郷ローマへと連れて行く。起こるはずもない奇蹟を信じる彼らだったが、自殺衝動を止められず苦しむアミヤは言った――ダンテに殺してほしい、と。彼女の人生最期の望み、生き続けて欲しいという願い、すれ違う二つの想いに暗い影が襲いかかる。あなたは殺される幸せを知っていますか?

感想・レビュー・書評

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  • アミヤ死亡、バッドエンド
    彼女たちに救いはあったのか

  • 一巻はとても面白く、二巻は微妙だったが、三巻で完結なので読んだ。結果、一巻ほど面白くはないが、二巻ほどの蛇足感はない。
    一巻の対比とも呼べる内容で、『モーテ』という病を描いている。もし一巻を読んでご都合主義だと感じた人がいれば、三巻を読むといいかもしれない。終わり方は人によって解釈が分かれそうだが、個人的には納得できるハッピーエンドだった。

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著者プロフィール

『レイトン教授VS逆転裁判』等のゲームデザイン、シナリオを担当。自身を中心とした制作チームによる同人ゲーム「ファタモルガーナの館」で人気を博す。小説はほかにMF文庫J刊「モーテ」等がある。

「2016年 『ファタモルガーナの館-The house in Fata morgana- あなたの原典に至る物語Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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