欲情アクアリウム (フルールコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 73
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040681429

作品紹介・あらすじ

水族館で働く新人イルカトレーナー・櫻井は、いつかショーデビューするために、日々練習を重ねていた。そんな櫻井の憧れは、同期のシャチトレーナー・伊勢谷。彼のダイナミックで美しい演技に心を奪われている櫻井だったが、伊勢谷の素は口が悪く無愛想で、喧嘩ばかりしてしまう。しかしある夜、水槽を前に悲しげな顔で佇む伊勢谷を見てしまい――…。
表題作のほか、世話焼き系長男×エッチ大好き大学生の「ビッチな男子に懐かれまして。」を収録した、芹澤ナエ初コミックス。

感想・レビュー・書評

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  • 表題作は受けが可愛い。絵柄と水族館の相性がよくて白黒でも水を感じやすい。ただ全体の涼やかで可愛い雰囲気にえろがいまいち馴染んでない感じがする。濡れ場はちゃんと濡れ場なんだけど逆にもったいない感じ。
    逆に同時収録のビッチ受けの方は受けの存在感とえろがしっくりきてた。喘ぎ方がうにゃあふにゃあなので好みは分かれるかもしれないけどこれはこれで可愛い。

  • ▼あらすじ
    「やっぱり伊勢谷の演技が、一番綺麗だ」。
    ――水族館で行われる、シャチ・リリーのパフォーマンスショーの司会をする櫻井は、同期のトレーナー、伊勢谷のパフォーマンスに夢中になっていた。リリーとの親友同士のような演技と、美しい泳ぎに見惚れる櫻井だったが、伊勢谷の素は、態度と口がすこぶる悪い無愛想。伊勢谷を目の前にすると、櫻井は素直になれずに喧嘩をしてしまうが……。

    ***

    こちらが初コミックだという事で、正直あまり期待せず読み始めたのですが、これが思いのほか面白く、それなりに楽しく読む事が出来ました!

    収録されているお話は表題作『欲情アクアリウム』と『ビッチな男子に好かれまして。』の2編。
    どちらもページ量は同じくらいなんですが、個人的には後半の『ビッチな〜』の方が好みで、読み応えもこちらの方があるように感じました。
    こちらはタイトル通り、ビッチ受けが出て来るお話で、攻めは料理上手で面倒見が良いTHEオカン男子という結構ありきたりな組み合わせではあるのですが、エロも多いし、ストーリーも割としっかりしていたので面白かったです。
    受けがビッチというだけあって、攻めを放っておいて他の男とえっちする(理由はありますが)シーンには多少モヤッとしたんですが、そういう部分も含めても面白かったと言える範囲内に収まっているので後読感は悪くありません。恋人同士になってからのえっちもエロくて良かったです(笑)

    表題作の方は出だしは悪くなく、もしかしたら自分の中でかなりヒットする作品かも!と期待したのですが、途中から駆け足気味というか、割とあっさりくっ付いて終わってしまった印象なので、凄く惜しい!と残念に思いました。
    攻めのビジュアルも好みだし、パフォーマンスシーンも動きがちゃんと伝わって来て凄く格好良いんです。水槽のガラス越しにキスするシーンなんてロマンチックでかなり萌えたのですが、いかんせん肝心な恋愛の部分がサラッとし過ぎているのであまり心に引っ掛からず。
    例えるなら、素材や見た目は良いのに味が薄い料理…みたいな。ああ…本当に勿体無い。
    これでもう少しストーリーの方をじっくり進めてくれれば、読み応えのある内容になっていたと思うだけにそこだけが残念です。楽しめなかった訳ではないのですが…。

    それと、どちらのお話の受けも共通して、語尾に♥を付けた甘ったるい喘ぎ方(「やぁん〜〜♥♥」とか「にゃああッ♥♥♥」とか笑)するのでそういう喘ぎ方が苦手な人はこの作品は駄目なんじゃないかな…と思います(笑)
    私は可愛ければ何でもOK!なタイプの人間なのでこの喘ぎ方には結構萌えたのですが、こういう女の子みたいな喘ぎ方って地雷だって人の方が多いような気がしますので気軽にお勧めは出来ないかなぁ…ってところです。^^;
    でも、そういうのが気にならないなら読んでみて損はない作品だと思います。

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