八男って、それはないでしょう! 10 (MFブックス)

著者 : Y.A

• KADOKAWA (2017年2月25日発売)

作品紹介・あらすじ

師であるアルフレッドとの戦いで、引き分けに持ち込むことが精一杯だったヴェルは、その脅威を実感し対策を急ぐ。一方、テレーゼとニュルンベルク公爵による最初の決戦の行方は、双方共に決定打を与えることができず、痛み分けとなった。
来る帝都での戦に向け、両陣営仕切りなおしの合間、ヴェルたちはかつての重要拠点サーカットの町を落とし、そこを拠点とする。しかし、なぜか人様の国で開発三昧の日々を過ごすはめになるのだった。
そして迎えるアルフレッドとの再戦。ヴェルはアルフレッドの身体がターラントであることを利用した戦略で有利に進めるが、当然一筋縄ではいかず……。

感想・レビュー・書評

[朱夏さんの感想 · 2019年7月24日]

相変わらず帝国から帰れないまま、今度は師匠の亡霊と戦って勝てなかった対策を取りつつ、反撃のためにサーカットの街を繁栄させたり、何故か出てきた皇帝の三男を担ぎ出してクーデターを起こして、諸悪の根源のニュルンベルク公爵を倒すまでの話。

[kina-koiさんの感想 · 2017年11月3日]

表紙はヴェンデリンの亡きお師匠様アルフレッドと、帝国のテレーゼとペーター。

激動の10巻目。
お師匠様との死闘。
帝国の三男、平民皇子との共闘。
ニュルンベルク公爵軍と帝都防衛戦でのゴーレム破壊。
極限鋼作成に成功し公爵軍攻略に成功するヴェル。

11巻は帝国戦役巻き込まれの後日談でしょうか。それはそれで楽しみです。