デート・ア・ライブ17 狂三ラグナロク (ファンタジア文庫)
- KADOKAWA (2017年8月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040709291
作品紹介・あらすじ
「話すよ、全部。今、いや――今まで、何があったのかを」狂三に幾度も命を救われた士道は、精霊たちに真実を打ち明ける。自身の閉ざされた過去の記憶と向き合うとき、〈ラタトスク〉とDEMの全面戦争が始まる!
感想・レビュー・書評
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表紙は取られたけど、名前の通り狂三の為の1巻。そして、前巻の衝撃のラストに勝る衝撃のラストが待ち受ける。
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『デート・ア・ライブ』第17巻。
DEMによって士道の命が刈り取られる運命を回避するため、途方のない回数を"繰り返していた"狂三。その事実に気が付いたDEMのウェスコットは、士道の死を"変えようのない運命"とするため、総力戦を仕掛けようとしていた。
その動きを知った士道たちは、同じくラタトスクの総力をもって迎え撃つことに。しかし、DEMは最強の魔術師であるエレンとアルテミシア、大量のバンダースナッチ、疑似精霊のニベルコル等、圧倒的な戦力を揃えている。この戦力の前に士道たちが採った秘策とは―――。
遂に始まったDEMとの総力戦。対ニベルコルの作戦は、まさに「これがわたしたちの戦争(デート)」といったもので、思わず吹いてしまったwニベルコルのあの性格は・・・ああそういうことだったのねと納得(笑)
並行して描かれるウェスコットたちの過去と、士道と真那、そして"澪"の過去。ウェスコットやエレンの目的、士道が持つ特殊能力の秘密等、物語の核心部分が明らかとなり、物語もいよいよ佳境に入る予感。 -
きょうぞう、かわいいな。
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前回ラストに明かされたファントムの正体に驚かされたのに続き、今回もかなり驚かされましたよ。
士道だけが精霊を封印できる力を持っているのはそういう理由があったのかと納得。「封印」という言葉に気を取られすぎていたために封印を続けた先に何が起こるのかを失念していたな。
本当にこの作品は何から何まで士道が物語の中心に居たんだなぁ
本編の方では士道を巡ってラタトスクとDEMの全面戦争が始まるだけに恒例の精霊攻略要素は流石に無いのかなと思いきや……。何時も通りを通り越して12巻の士道を思い起こさせるほどの全力ナンパ男っぷりには笑ってしまったよ
というか士道って一体いつから精霊封印のために相手をデレさせることに躊躇が無くなったんだっけ?前巻の対狂三の際にもラタトスクのサポートをほぼ受けないままデートを続けていたけれど、今回はそれ以上に相手に軟派な言葉を放つ行為に一切の戸惑いが見られないよ!
空中で熾烈な戦いを続ける折紙達の様子も見ものだけどそれ以上に士道の無双っぷり、特に投げキッスでニベルコムを封殺する挿絵が印象に残ってしまう
重要な伏線も大部分が明かされ、士道の最終目標も定まったしそろそろこの物語も終わりに向かっているのだろうか? -
狂三が警告したDEMの総攻撃に備えて、ラタトスクに集まる士道、十香ら精霊たち。
嵩宮士道、嵩宮真那の兄弟と精霊、嵩宮澪の出会いの因縁、DEMのエレン・メイザース、ウェストコットとラタトスクのエリオット・ボールドウィン・ウッドマンとの因縁。
乱戦の中、アルテミシアの記憶の封印を解くことに成功する一方、士道と狂三はニベルコルらとの闘いの中、一緒になるが、狂三の腹から腕が生えてきて。。。(シン) -
ラタトスク機関とDEMインダストリーの最終決戦序章。
それにしても士郎君ぱねぇ。