翠玉姫演義 ―宝珠の海の花嫁― (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 90
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040720685

作品紹介・あらすじ

実家に疎まれ、売られたも同然の政略結婚に向かう途中、義賊集団に攫われた商家の才女・香月。人生諦めモードだった彼女だが、脳筋義賊のザル会計に我慢できず口出したことから、事態はとんでもない方向に転がり!?

感想・レビュー・書評

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  • 女だてらに商売の得意な豪商の訳あり娘が同じ豪商の老人に嫁ぐ途中、海賊に襲われ...というところから始まる仮想中華風ファンタジーキャラ文芸。

    知的で利発的というのはこの手の女主人公には必須条件というモノ。今作の主人公香月はその点、実にキャラの立った主人公だと思う。
    ただ、海賊の頭目、烈英よ、君はどうにも影が薄いな。腹心の英国人(多分)アンドリューの方がよほどキャラが立っているというか、もうヒロインの相棒みたいじゃん。お約束として最後に活躍があったものの、もうちょっと香月以外の活躍も見たかった所。
    ただ世界観設定はすごく好き。
    王朝の腐敗は王道だよね。

  • なんか、まだまだこれからというかんじ。と言うかもっと翠玉姫の頭脳戦を見たいな

  • 話がいいように進みすぎてないか?あと、算盤弾くシーンとかあった?商いの才があるのをわからせるための表紙の算盤かな?(それとも単に読み落としたか?)結局極南公は香月がなったってこと??

  • ソロバン片手に悪党を更生!?
    実家に見捨てられた令嬢の逆転劇はここから始まる―のか?

  • あらすじ詐欺に引っかかった感

  • 同じことを何回も言っていたり、行動に違和感があるのがちょっと気になる。
    キャラクターは主人公を初め真っ直ぐで生き生きとした人が多くて好感が持てました。
    大きなことを言ってるわりに、序章程度の内容で終わっちゃってるのが残念。
    中心にあるお金を稼ぐ方法がもうちょっと詳しく書かれていたら、厚みが出たのかなと思います。

  • 今回初めてファンタジーな時代小説を読みました。
    初めてということもあってか、登場人物の名前や言葉が難しかったです。
    話の内容は、色々驚かせられたところが多く楽しく読めました。特に、翠玉姫の頭の回転の速さと洞察力には引き込まれてしまいました。

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著者プロフィール

小説家。2002年に『医学教室の密やかな夜』(角川ルビー文庫)でデビュー。

「2019年 『翠玉姫演義 三 ‐泥に咲く花‐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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