ヒロが自分は自然のままに変わっていこうとしているのに、蒼を囲い込もうとしているのは何でだろうと思っていましたが、切ない理由があって納得しました。三人に強い繋がりがあって暖かい。ヒロもちゃんと成長しつつ、変な依存が無くなってしっかりしてきたので、これからも家族仲良くやっていって欲しい。
2024年3月11日
- 後宮の男装妃、髑髏を壊す(3) (双葉文庫 さ 48-03)
- 佐々木禎子
- 双葉社 / 2023年6月14日発売
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翠蘭は根が真っ直ぐで良い子なんだけど、別に鋭いわけではないので、皇帝に上手い事手のひらで転がされてる感じ。次々とこき使われているけど、その真っ直ぐさで皇帝の心をほぐしていって欲しい。
2024年3月11日
- 後宮星石占術師 身代わりとなるも偽りとなることなかれ (角川ビーンズ文庫)
- 清家未森
- KADOKAWA / 2022年12月1日発売
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翠鈴の危機意識が弱くて、そこは善人で片付けられない部分だなと思う。危ないのでもう少し成長して欲しい。続きはあるんだろうなと思いますが、色々な問題や謎が解決されないまま終わっているのがちょっと残念。
2024年3月11日
- ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介 (講談社文庫)
- 川瀬七緒
- 講談社 / 2023年5月16日発売
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桐ヶ谷が事件にのめり込むきっかけは不思議だなぁと思うものの、視点が斬新で面白かったです。服のシワで色々な事が分かってしまうのも凄いし、伝手を伝ってヴィンテージ服の謎を紐解いていくのも興味深い。出てくるキャラが個性的なんだけど、皆愛らしい一面があって、親しみが持ちやすい所も良かったです。
2024年3月11日
- 拝啓、桜守の君へ。 (富士見L文庫)
- 久生夕貴
- KADOKAWA / 2022年5月13日発売
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咲が恋愛の事とか曾祖母への気遣いとかにおいて結構へっぽこで、子供だなぁと思うところも多いんですが、周りの人たちが大人で、そういう咲を見捨てず支えてくれるので、ちょっとずつ成長していくのが分かる。話も丁寧に書かれていて、綺麗に纏まってます。楠や西橋など大人がちゃんとしているので、安心感があるのが良い。
2024年3月11日
- 池魚の殃 鬼籍通覧 (講談社文庫)
- 椹野道流
- 講談社 / 2020年2月14日発売
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いつものシリーズ。飛び飛びに読んでしまっているので、キャラが少し成長しているかな。皆の関係は変わらず、ご飯を囲んでいる様子が楽しそう。事件も起こるし、仕事の責任や覚悟もありつつ、全体的に明るくて読みやすい。
2024年3月11日
- 猫の目を借りたい (双葉文庫 ま 25-05)
- 槇あおい
- 双葉社 / 2023年2月15日発売
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ユキが求めるお布施が人生で一番幸せな思い出なので、凄く暖かなエピソードばかりでほっこりする。短い時間でも亡くなった大切な人と会える、優しい気持ちの詰まった内容です。
2024年3月11日
- ばけもの和紙庵の花嫁さん (メゾン文庫 い 3-1-1)
- 糸森環
- 一迅社 / 2019年3月9日発売
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いきなりお試し夫婦というわりに、やってる事は結婚を前提に~というお見合いなら当たり前のお付き合い。元親がばけもの設定なのでそこが普通と違うけど、内容的にはゆるっとした恋愛物。結構桃子が物事を短絡的に見て暴走しがち。
2024年3月11日
- 妖魔と下僕の契約条件 2 (角川文庫)
- 椹野道流
- KADOKAWA / 2021年8月24日発売
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1.2巻読了。不思議なファンタジー設定ですが、二人の関係もその殺伐さのわりにほのぼのしていて、関係が深まっていくのが可愛らしい。司野が妖魔なんだけど人間に寄り添う部分も多くあって、不思議な魅力溢れる存在になってます。
2024年3月11日
- 後宮の生贄妃と鳳凰神の契り (スターツ出版文庫)
- 唐澤和希
- スターツ出版 / 2022年7月28日発売
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瑛琳が対話して意思の疎通をはかるより、逃げてしまうほうが楽だからと毎度毎度全力で逃げ出すので、いい加減成長して人の気持ちを蔑ろにするのやめてと思う。
基本悠炎からの愛は揺ぎ無いし、恋愛要素のみの話でもあるので、軽いタッチで気軽に読める。
2024年3月11日
- 女王の番犬 (マイナビ出版ファン文庫)
- 青木杏樹/藤ヶ咲
- マイナビ出版 / 2022年4月21日発売
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全体的にちょっと硬い印象。ヴァイスメインなのでヴァイスはちょっと人間味が見えて好ましく思うけど、女王の方がもう少し考えなんかが見えると魅力が分かりやすいかな。成し遂げたい平和を求める理由とか思いがもっと鮮明だと良かったかなと思います。あとちょっとネールガルデがしょぼ過ぎてなんだったのかという気がする。
2024年3月11日
- 憧れの刑事部に配属されたら、上司が鬼に憑かれてました 京の夏の呪い (角川文庫)
- 飛野猶
- KADOKAWA / 2023年3月22日発売
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亜寿沙が阿久津の事をちゃんと見れるようになって、互いに思いやれる良いコンビになってきました。阿久津の覚悟が悲しいので、どうにか良い方向に行って欲しいなぁと思います。
2024年2月28日
- 俺サマ作家に書かせるのがお仕事です! (SKYHIGH文庫)
- あさぎ千夜春
- 三交社 / 2020年6月10日発売
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真央が結構猪突猛進で仕事を首にならないのは奇跡くらいの動きをしているんですが、情熱だけは凄いのでなんか憎めないキャラになってます。勢いに押されて累がほだされるのも分かる。累が思いのほか甘いので全体的に甘めの内容。
2024年2月28日
- おしどり長屋 おんな大工お峰 お江戸普請繁盛記 (角川文庫)
- 泉ゆたか
- KADOKAWA / 2023年10月24日発売
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女性ならではの目線を持ってお峰がしっかり仕事が出来ていて素敵だなと思います。
助左衛門もお家と自分のやりたい事に上手く折り合いをつけられて良かったです。
2024年2月28日
- 幽世の薬剤師4 (新潮文庫 こ 74-4)
- 紺野天龍
- 新潮社 / 2023年6月26日発売
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4巻まで一気読み。基本はあまり変わらずファンタジー設定がある中で、現代的理屈で謎を紐解いていくちょっと不思議なバランスの物語。
キャラ同士の絆も、物凄く鈍足ながら深まっていって、やっと世界の謎に及ぶのかなという感じ。
2024年2月28日
- 招かれざる客~黒の大正花暦 (ウィングス文庫)
- 三木笙子
- 新書館 / 2021年12月10日発売
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異客が事件を起こしているわけではないので、事件は普通に軽いもの。そこに異客が混じる事で、白菊と花守の濃い目の友情が育まれる感じ。花守が凄く真っ直ぐな良い人で魅力的。双方の力の謎なんかは分からずじまいですが、事件は解決しているのでとりあえず納得して読み終えられます。
2024年2月28日
- 帝都の隠し巫女 (小学館文庫 Cひ 4-1)
- 柊一葉
- 小学館 / 2023年5月2日発売
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泉が凄くお人よしで助かってるけど、瑠璃が人の話をきちんと聞かずに突然あつかましい勢いでポジティブになったり、巫女の力を全然活かせてないのがちょっと気になる。巫女の力を活かせてない分、話の山も終わり方もゆるっとして綺麗に纏まってないのもちょっと残念。
2024年2月28日
- 本のない、絵本屋クッタラ: おいしいスープ、置いてます。 (ポプラ文庫 し 11-1)
- 標野凪
- ポプラ社 / 2023年2月2日発売
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本は取り寄せ方式でゆったり営業しているスープ屋さん。
物語全体もほのぼのゆったりで、色々あるお客さんたちの問題をおいしいスープと絵本で柔らかくしてあげる感じ。八木がいたりすることでメルヘンっぽくもあって、ふんわりした雰囲気。
2024年2月28日
- クロワッサン学習塾 (文春文庫 か 84-1)
- 伽古屋圭市
- 文藝春秋 / 2023年6月7日発売
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パン部分はあくまで職業で、基本元先生として子供を教え諭す事がメイン。
過去の後悔もあり、息子と一緒に教える事もあって、子供に対して真剣かつ真摯に向き合っているのが伝わる。きちんと言葉にしてくれるので素敵な大人だなと思います。
2024年2月28日
- 雨宮兄弟の骨董事件簿 2 (角川文庫)
- 高里椎奈
- KADOKAWA / 2023年7月21日発売
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海星の不思議な部分を皆が既に呑み込んでいるので、普通にちょっとした日常系ミステリ。本木含めた三人が皆仲が良くて、やり取りが可愛い。
2024年2月28日
- 精霊指定都市 精霊探偵社《So Sweet》と緋色の総帥 (集英社オレンジ文庫)
- 我鳥彩子
- 集英社 / 2021年4月20日発売
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だりあが若さゆえの硬質感があったりすることもあって、物語全体も少し硬い印象。個性的なキャラも多くて楽しいんだけど、色々解けない謎も多くて、ちょっと消化不良な感じで終わってます。恋はほんのりこれからあるのかもしれない予感がする、くらい。
2024年2月28日
- 火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています (小学館文庫 Cあ 8-1)
- 浅木伊都
- 小学館 / 2022年11月4日発売
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小夜が自己肯定感低めなわりに結構自我がしっかりしていて強いので、安心して見ていられる。その分鬼灯が溺愛しているわりにヘタレというか強く出れてなくて弱腰なんだけど、まぁラブラブなので良かったです。
2024年2月28日
- 大奥の御幽筆~あなたの想い届けます~ (ことのは文庫)
- 菊川あすか
- マイクロマガジン社 / 2023年2月20日発売
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生真面目な里沙と亡霊の佐之介の関係が可愛い。霊も話せば分かると言った良い人しかいないので、怖くも無く気軽に読める。展開が思いのほか遅くて佐之介の謎とかが全然解けてないのが気になりますが楽しく読めました。
2024年2月14日
- むすめの祝い膳 煮売屋お雅 味ばなし (文春文庫 み 61-2)
- 宮本紀子
- 文藝春秋 / 2023年10月11日発売
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シリーズ二作目なので安定してゆったりとした読み心地。しっかりしたお雅が周りに親切にしつつお店をやりくりしている様子が楽しめる。
2024年2月14日