もう一度、日曜日の君へ (富士見L文庫)

著者 : 羽根川牧人

• KADOKAWA (2017年7月15日発売)

作品紹介・あらすじ

5月28日、日曜日。不思議な綿星に触れてから、僕と莉央は同じ日曜日を繰り返している。これは僕の望み。今日が続く限り彼女の命が消えることはない。しかし繰り返す度、僕の中から莉央との思い出は消えていき――

感想・レビュー・書評

[milciさんの感想 · 2018年9月6日]

鬼姫の話が気に入ったので、他の本も読もうと購入。
かたや女性が主人公の歴史ファンタジー、かたや男性主人公のタイムループと全く違う話ではあったので、ものすごく気に入ったわけではないが、軽く読むのには十分。
ただキャラクターがそれほど感情移入できるタイプでもなく、印象にはあまり残らない本かな。

[hisakareiさんの感想 · 2017年10月4日]

2017年7月富士見L文庫刊。タイムループを繰り返す2人それぞれの願いがわかった時の驚きとその後のタイムループとの緻密な構成に喝采。登場する女性研究者も良かったし、何より大団円が素敵でした。

著者プロフィール

はねかわ　まきと第25回前期ファンタジア大賞にて金賞を受賞。受賞作を改題・改稿した『心空管レトロアクタ』でデビュー。Ｌ文庫は本シリーズがはじめてとなる。

「2019年 『八雲京語り 宮廷に雲雀舞いいづる』 で使われていた紹介文から引用しています。」