浅草鬼嫁日記 五 あやかし夫婦は眷属たちに愛を歌う。 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 396
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040728551

作品紹介・あらすじ

浅草で暮らす真紀の周りには、前世である茨木童子の眷属たちが集いつつあった。長い時を経て再会した彼らとともに、今世でもあやかし事件を解決していく真紀。そんな折、浅草を守る七福神に異変が起きたようで……?

感想・レビュー・書評

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  • ■ 2406.
    〈読破期間〉
    2024/3/10~2024/3/19

  • 図書館本
    二人の関係性好き
    長年連れ添ってきたからこその距離感もいいけど人間らしい距離感もいいなぁ

    すごい気になるところで終わってるから早く続き読みたい

  • 守りたいこの日々。

    バレンタインやホワイトデーなど日常のイベントを楽しむ真紀と馨。前世で夫婦だった、でも今世の人間の生を楽しむなら、恋人らしいことをしてもいいじゃないか——そんな2人の日常が軽やかに描かれて、また仲間たちの想いも語られる。そんな浅草の日々。しかしじわじわと侵食する危険。

    妖として生きることにした由理が、新しい生活に馴染んでいく途中なのが微笑ましい。相変わらずの大黒天も頼もしく、おもちやミカがかわいい。そして今回ラストで捕らえられてしまったスイ。口調もあってあまり深刻な気はしないが、次の巻が楽しみでもあり少々心配でもある。

  • 鬼嫁シリーズ第5弾。
    正に鬼なんですよね、まきちゃん。
    前世で夫婦だった2人が今世でも少し、関係が進展します。
    そこが可愛い。
    焼きもちやいてる馨がとにかく可愛かったです。
    今作は2人の元眷属達のスピンオフ的なお話も多くて楽しめました。

  • 「はじまりのバレンタイン(上)」
    彼以外の人間から告白され。
    曖昧な関係のままだったからこそ、ここぞとばかりに皆が想いを伝えに来るのだろうが彼等からしたら付き合うというのも何だか複雑なのだろうな。

    「はじまりのバレンタイン(下)」
    一人で悶々と考えていた事は。
    これまでは彼女の人を寄せ付けない空気や態度が魅力を相殺していたのだろうが、それが無くなってしまった今では彼と同じ様に魅力のある人間になったのだろうな。

    「人間と人魚の婚姻譚」
    オークションで売られていた。
    人の命と妖などの命は同等にはなる事は一生ないが、誰かを想う気持ちだけは種族なんて関係ないとは思うが残された方の気持ちを考えると辛いな。

    「馨、手乗り真紀のお世話係になる。」
    薬の効果によりピンチに陥った。
    最初から最後までスイの掌の上で遊ばれていた感が否めないが、彼女の姿を護る迅速さは流石と思うぐらい全てに関して手早い旦那様だったな。

    「浅草の七福神(上)」
    交換条件と引き換えに封印の印を。
    人によりけり神によりけりとはいうが、流石七福神とだけあって簡単な願いでは力は借りれぬ所を見ると組長は普段から凄く苦労しているのだろうな。

    「浅草の七福神(下)」
    遂に見つけた狩人たちの姿だが。
    ただのお金儲けに目が眩んだチンピラ軍団なのかと思いきや、結界まで破り夜な夜な狩りに勤しんでいた所とあの頭の動きを見る限り一筋縄ではいきそうにないな。

    「おわりのホワイトデー」
    リクエストにお答えしたお返し。
    千年前から皆の想いは変わら無い事を彼女は気付かない振りをしているのだろうが、こんなにも沢山の妖や神に人間から愛されている彼女は幸せ者だな。

  • あやかし夫婦第五弾。

    浅草とバレンタイン主体で話が進むので楽しかったけど、
    七福神の扱いが軽すぎないか?
    もうちょっと一柱一柱、丁寧に取り上げてあげても良いんじゃないかと。

    ホワイトデーのお返し希望がお米とはひどすぎる。
    いくら新潟県産コシヒカリだとしても。

  • 読み終わりました。
    人魚と人間の夫婦との出会う場面。
    真紀が薬によって小さくなってしまう…!?
    相変わらず破茶滅茶だけど
    長年夫婦で安定した関係だったけれど
    人間らしい付き合いたてに戻った感じ。
    なんかこれまた良きでした。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説『かくりよの宿飯』シリーズが大ヒットとなり、コミカライズ、TVアニメ化、舞台化など広く展開する。ほか代表作に『浅草鬼嫁日記』『メイデーア転生物語』(富士見L文庫)、『鳥居の向こうは、知らない世界でした。』(幻冬舎文庫)、『水無月家の許嫁』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『メイデーア転生物語 6 片想いから始まる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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