百花宮のお掃除係 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。 (カドカワBOOKS)

著者 : 黒辺あゆみ

• KADOKAWA (2020年1月10日発売)

作品紹介・あらすじ

前世の記憶をもったまま中華風の異世界に転生していた雨妹。後宮へ宮仕えする機会を得て、野次馬魂全開で乗り込んでいった彼女は、そこで「呪い憑き」の噂を耳にする。しかし雨妹は、それが呪いではないと気づき……

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2024年2月4日]

辺境の地から宮女としてやって来た雨妹。掃除係として働き始めたが、たちまちそのあっけらかんとしたバイタリティで、紀嬪や皇太子、医師たちと関わり合いを持ち、旋風を巻き起こす？前世の看護婦としての記憶もバリバリに活用する。どうも現皇帝の落としだねのようなのだが、本人は全く関心がない。この変てこな主人公が魅力的というか、でもまあ、いじめなどにも全く屈せず、強すぎるよねえ。

[コプ眠さんの感想 · 2022年8月1日]

転生物とはいえ、これは普通に前世(天命を全うした看護士)の記憶をもっただけの辺境で生まれた女性のお話でした。テンポ良く話が進むし、おやつ大好きキャラが生かされていて面白かったです。まだまだ中古でも値段が高いのが難点だけど、手に入れて読むシリーズになりそう。欲を言えばもう少し恋愛要素が欲しいかなぁ。種はあるから、これからなのかな。

[shuwachoさんの感想 · 2020年7月28日]

雨妹(ユイメイ)には秘密が二つある。
この世ではない場所で看護師として大往生した前世の記憶があること。
もう一つは崔(サイ)の国の皇帝のご落胤かもしれないこと。
16歳になった雨妹へ、後宮の仕事の話がやってくる。生後宮を見たい！と雨妹はひとり、王都へやってくるが。

都人の先輩の嫌がらせも笑い飛ばし、せっせと掃除をこなす。
前世の記憶から、体がついつい動いて医局の手伝いで人助けまでしてしまい、皇帝の寵姫に可愛がられ、太子の寵姫からも感謝される。
大人しく、目立たず、後宮を堪能するはずだったのに。
お饅頭に目が無くて、人生をおおらかに楽しむ雨妹が看護師の記憶を生かして、後宮を変えていく。
そっちの掃除という意味もあるのかも？
色気より食い気なのが、ちょっと物足りないんだけど、これから進展あり？

[つこさんの感想 · 2021年4月25日]

後宮の下働きの急募で入り、１日目からピンチをチャンスに変えて働く女の子の話。
前世の知識を活かし、美味しい食べ物、基礎化粧品などを次々と生み出していくとともに、楽しい仲間たちが増えていく。
異世界というより、平行世界というか。
まあとにかく、食べ物が美味しそうなのが素晴らしいと思います。

[psycheNさんの感想 · 2020年5月30日]

田舎で生まれた女の子が、王宮のお掃除係に立候補。前世の看護師と華流の知識を活かして……。主に医学知識のほうが役に立っています。なかなか文章がしっかりしてて、一昔前のライトノベルぽかった。恋愛なし。

[海さんの感想 · 2023年9月6日]

ありがちな内容ありがちな設定ではあるものの、雨妹がさばさばしていて人間関係のトラブルも全然気にしてないところが良かったです。さらっとしていて凄く読みやすい。

[まるぅさんの感想 · 2023年6月13日]

都合良すぎ

[もゆさんの感想 · 2021年2月8日]

病気や交通事故ではなく、大往生からの中華風異世界転生もの。後宮に医療知識チート、大好物です。公主の可能性が高い主人公が好奇心からとはいえ、あちこちで問題解決。もっと動き回ってくれることを期待。中華風のお菓子も美味しそう。

[マミィさんの感想 · 2024年3月11日]

転生、後宮ときたら
ライトノベルには欠かせなくなってきた昨今、そりゃ読むでしょ

問題解決の爽快感は超好物
やんごとなき血筋のお決まり設定、前世知識での活躍＋食いしん坊も安定安心展開

さあ読むぞ～～～～！！

[kina-koiさんの感想 · 2021年9月10日]

看護師だったけど中華な世界へ転生モノ。

著者プロフィール

福岡県在住。2006年よりネットで小説を書き始める。2015年「宰相閣下とパンダと私」で出版デビュー。

「2019年 『実りの聖女のまったり異世界ライフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」