- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040737409
作品紹介・あらすじ
暗殺者《屍》の任務後、選抜組の少女たちが出会ったのは、記憶喪失で出自不明の少女――アネットの母。感動の再会に盛り上がる一同だが、それはチームを分断する残酷な運命のはじまりだった。
感想・レビュー・書評
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帯に第2位って書いているのを、2巻かと勘違いして、先に読み始め、100ページほど読んでから気づいて、2巻に戻った。帯にも騙された感じ。この巻の主になるのが夢語のティアと忘我のアネット、私の推し氷刃のモニカも活躍してとても良い。最後に全ての少女スパイがリストアップされて、”蛇”に立ち向かうぞ、というステイトメントがあり、さらに続刊が楽しみ。
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【生きる世界は甘くなく、打ち勝つ為の残忍さが必要となる】
チーム灯のメンバーが失踪した真相が明かされる中、アネットの母と再会する事で残酷な運命が始まる物語。
スパイに必要なのは、仲間とのズレこそをチームの鍵とし、エゴを剥き出しにして衝突する事。
失踪した仲間を捜索する為に抜擢されたティアは連携の取れない仲間達と試行錯誤しながらぶつかり合う。
そして、アネットの母との再会により、純朴だった母親の素顔のベールが剥がされる。
娘を利用して逃亡しようとする圧倒的邪悪さを前にして。
アネットは純粋な残忍さで母に鉄槌を下すのだ。 -
アネットのお母さん、毒親っていうのになるのかな。
腐れ具合がひどい。
モニカとティアの対立、そこからの共闘みたいな感じ好き。
8人それぞれ個性があってどの子も好き。
今回も面白かった。 -
善人一辺倒のチームは瓦解する。イエスマンだけじゃ組織は成り立たないのか。これはいろんなところで当てはまるかも。組織に反対派は必要ということだね。
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アネット、人気だったようでジャケット絵に。個人的にはアネットも可愛いがモニカが好き。今回はアネット回。まさかアネット、ティアの事をそう思っていたとは…。それにしても、前回グレーテ回だったのに表示をアネットにかっさらわれて、ちょっと不憫…。
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屍の撃破後、選抜チームの休暇が描かれていた。
アネットの無邪気さというか無垢さも凄いけど、ティアの頑張りさが目立っていた。
主人公はティアじゃない?くらいに。
チーム同士の信頼関係が分かる話だった。