百花宮のお掃除係 3 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。 (カドカワBOOKS)
- KADOKAWA (2021年1月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040739250
作品紹介・あらすじ
明賢のお忍び旅行の供に任命された雨妹。容体の悪い妹の見舞いということで向かうのは、海辺の街! 今世初めての海に期待を募らせ出立するも、道中見過ごせない事態に次々と遭遇し……雨妹の回診劇が始まる!?
感想・レビュー・書評
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今回は皇太子のお供で後宮を出て、海辺の諸侯黄氏の領地に向かう。途中で、困っている者を見かけるとほっておけない主人公の雨妹の性分で、熱中症の農夫を助けたり、知らずにレモンを売ろうとしていた兄妹を助けたりと、前世の知識も動員して大活躍。それにつき合う皇太子も面白い。黄氏に嫁いだ皇太子の妹の具合が悪い原因を見抜いた雨妹はまたまたそこに深入りしていく。皇太子の妹のアウエイ状態に、読者は暗然とするが、雨妹はへこたれもせず立ち向かっていく。いやはや強いよなあ。そんなに嫌味がないのは、食いしんぼの部分のせいかな。
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皇帝と明賢(太子)から娘·妹認定(ただし非公式)された雨妹(ユイメイ)。本人には気づかれないように二人から可愛がられています。一方雨妹は相変わらず日本人看護師だった記憶を持ちながら今の後宮下働きを楽しむ毎日。
そんな時、皇帝配慮で港を持つ徐州を治める一族に嫁いだ妹の見舞いに非公式で行く明賢のお伴に指名され、旅を楽しみながらも道中で人助けしたり、美味しいものを楽しむ雨妹なのでした。もちろん、お見舞いに行った先でもその知識が生きて行きます。
このシリーズはゆるゆると楽しませてくれます。この巻は初めての一冊読み切りではなくて、続いたのですが、凄く先が読みたくなるような終わり方ではなく、しかし、またゆるゆると楽しみたくて読んじゃうなぁ、という感じで続きました。逗留先での問題が解決しきってないのです。 -
今回は医学知識など知識チートが多めだったが、会話主体でわかりやすくなっているため読みやすく、それぞれの反応が面白かった。
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シリーズ3作目。
このシリーズはさくっと読めちゃうのでお手軽♪
今回は他国へ遠征な雨妹一行のお話。
相変わらず色々首突っ込むなー(笑)
珍しく続きものってことで、ダイエット効果も気になるし次巻も続けて読もうかな。 -
続くのか