- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040740607
作品紹介・あらすじ
■大重版が続く超人気シリーズ、待望の第3巻!!■
七夕の頃。銀市(ぎんいち)と旧知の神使・灯佳(とうか)を助けた珠(たま)は、礼と称してなぜか五歳の姿にされてしまう。望んでいない"礼"に困惑するが……?
時をあわせたように、神隠しの噂が店に持ち込まれる。珠は子ども姿でも役に立ちたいと努め、解決の糸口を見出す。しかし同時に、幼い体に引きずられ、独りではままならぬ感情と経験を噛みしめる。
人に上手く頼れぬ彼女に、銀市たちの慈しみが注がれ――自覚したのは、温かな気持ち。
一方その背後では、隠し神の噂を皮切りに、銀市や珠を巻き込む哀しい昔物語が蘇りつつあった。
■スクウェア・エニックス「マンガUP!」にて、コミカライズも好評連載中!■
感想・レビュー・書評
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まとまな子供時代を取り戻そうとさせる灯佳殿。
狂骨さんのストーリーは悲しいけれど、珠がいたから狂骨さんは救われたんだろうなぁ。 -
銀一との距離がかなり縮まったお話。
メインは狂骨の物語。入りは座敷童や珠が子供になってしまって、甘えるとは何かを考え、そして吉原で朧大夫が事件を起こし、それには狂骨が関わっていて。自然に事件が繋がっていて、新登場の灯佳もこの巻を通してキャラクターとしての魅力に富んでいた。
短編のようで全てが繋がっているなんてすごく練られたお話だと感じる。 -
珠の心に変化が垣間見えるお話でした。
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珠が子供の姿になる事で甘える事が出来るようになって、微笑ましく可愛らしい。
銀市と珠が互いにほんのり意識しているのも可愛い。